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春は山菜の季節
色々な種類の山菜が春の訪れを感じて芽を出します。
毎年毎年、約束したかのように、同じ場所、同じ季節に姿を見せてくれるのです。山の自然や、山菜にとっては当たり前なのかもしれませんが、なんだか不思議ですね。春の山菜を食べると、その一年は風邪をひかないとも言われています。
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山菜の抗酸化作用
山菜が持つ独特の苦味の中に、様々な抗酸化物質が含まれているからですね。
わらびには、植物性アルカロイド、ポリフェノールなどが含まれています。
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これらを摂取することで、腎臓の濾過機能を向上させ、身体の酸化を防いでくれるそうですよ。
わらびは、「源氏物語」五十四帖の巻の一つの第四十八帖「早蕨の巻」(いわゆる「宇治十帖」の第四帖)にもありますので、古くから食べられていたと思われます。
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なぜ、山菜?
古くから山菜は食べられていましたが、江戸時代になると、江戸三大飢饉(ききん)において食糧難に陥ったのをきっかけに、色々な種類の山菜が新たに発見され、さまざまな食べ方が考えられました。
江戸三大飢饉(ききん)といわれるのは享保・天明・天保の飢饉です。
栽培したものを野菜、野山などで採れるものを山菜と呼びますね。それは、江戸時代から始まりました。つまり、山、水辺、野原に生えている食用となる植物は、すべて山菜なんですね。
山菜で体をリセット
春は山菜をしっかり食べて、身体をリセットし、1年を元気に過ごしたいですね。
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阿蘇に行った
春、暖かくなり始めた阿蘇の山へ、わらび狩りに行ってきました。
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ここには私たちの大好きな叔父、叔母が住んでいるのです。南阿蘇村です。
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南阿蘇村の情報は以下をどうぞ。
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わらびがたくさん採れました。
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わらびをどうやって食べるか楽しみなのですが、先ずはアク抜きです。わらびはそのままだとアクが強くて食べられません。
ちょっと手間がかかりますが、一晩かけてアク抜きをしてください
わらびのアク抜き
どんなお料理に使う場合も、ますアク抜きが必要です。
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1)わらびと灰を混ぜ、80度のお湯を注ぐ
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2)そのまま一晩、又は8時間以上置く
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3)水がキレイになるまで入れ替える
4)水につけたまま冷蔵庫で保管する
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わらびを熱湯に入れると表面がズルズルに溶けてしまうので、必ず温度を測ってください。
灰が手に入らない場合には、80℃の湯2リットルに重曹18gを溶かし、わらびを入れて、一晩置きます。後は灰の場合と同じです。
さっそく、わらびを使って料理しましょう!
アク抜きが出来たので、早速色々作っていきましょう。
わらび、フキ、セリの焚き合わせ
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鰹と昆布の出汁に、薄口醤油と味醂で優しい味に仕上げました。
わらびの甘酢漬け
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わらびは甘酸っぱい味にも良く合います。
冷蔵庫で日持ちもします。
甘酢漬けの作り方は以下を参考にしてください。
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わらびの土佐酢漬け
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鰹の風味の効いた土佐酢は何でも美味しくしてくれますね。
土佐酢は、濃いめの出汁、薄口醤油、味醂、酢を3:1:1:1の割合で合わせます。ここに追い鰹をすると、更に美味しくなります。
多めに作って冷蔵庫にストックしておくと重宝しますよ。
わらびのお浸し
野菜料理の定番はこれですね。
作り方や浸し地の分量は
どの野菜も大体同じです。
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わらびの胡麻和え
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わらびのネットリした食感と、クリーミーな胡麻衣がとても良く合います。
下茹でしただけのわらびを和えると水っぽくなってしまうので、必ずお浸しにしてから和えてくださいね。
胡麻和えの作り方はこちらを参考にしてください。
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他にもお味噌汁に入れたり佃煮にしたり「わらび」の使い道は様々ありますね。
今回は、阿蘇に行ってわらびをとった話題でした。
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追記/クマに注意
最近、山菜とりに行ってクマに襲われる事件が多いです。山に入る場合は、十分にクマに注意してください。
最近ニュースでクマ関係のことを聞きます。この阿蘇もうっそうと緑が茂り、いかにもクマが出そうです。「ここにはクマは出ませんか?」と叔父に聞きまたが、答えは「九州にはクマはいないよ」。
あ、そうでした!九州のクマは絶滅しています。
大変、参考になる情報があります。ご覧ください。
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