
今回作った山菜の天ぷら/徳利は九谷焼
5月初旬、私達は信州長野県をゆっくり周遊しました。

信州をドライブ
普段は海沿いをドライブする事が多いのですが、今は山菜の季節。山に行くしかありません。
山菜(さんさい)とは、山野に自生し、食用にする植物の総称。ハマボウフウやオカヒジキのように海浜に自生する食用植物も「山菜」に含む。
ノビルやヨモギなど、平地の土手やあぜ道に自生している植物で食用になる場合もあるが、これらは普通山菜とは区別して野草と呼ばれる。
自家用に採集されるほか、商業的に採集あるいは栽培されて流通販売されるものも多く、林野庁の2018年の「特用林産物生産統計調査」では山菜に分類される生産物として「わらび」「乾ぜんまい」「たらのめ」「ふき」「ふきのとう」「つわぶき」「うわばみそう(みず)」「くさそてつ(こごみ)」「こしあぶら」「もみじがさ(しどけ)」の10品目を挙げている。
ウィキペディアより
私のたくさんある夢のひとつが山菜を摘んで食べる生活なのですが、住んでいる所が海沿いの街なので山菜はありません。だったら買いに行くしかありませんよね。
というわけで今回は長野県に来ました。
産直のお店、道の駅、サービスエリア、、、
この季節はあちらこちらでたくさんの種類の山菜が売られています。

お店によって、手作りのお惣菜やら珍しい調味料やら、どれもこれも興味をそそります。何軒回ってもちっとも飽きる事なく、楽しくて仕方がありません。
道の駅田切の里
結局買ったお店は「道の駅田切の里」。新しい道の駅です。

ここは長野県飯島町。駒ヶ根インターの近くです。どちらを向いても白い山頂を頭に乗っけた緑の山。裾には植えたばかりの稲が整然と並ぶ田んぼや緑の畑。のどかで美しい景色が広がります。
お店には所狭しと珍しい山菜が並んでいます。どれもこれも美味しそう。見たこともない珍しいのもあります。どうやって食べるのかな?
道の駅公式HPより
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蜂の子の佃煮、イナゴの佃煮、蚕のさなぎの佃煮など、珍しいものも売っていましたよ。
駒ケ根
駒ヶ根といえば、昔、私が青年海外協力隊に参加した時、派遣前訓練で3ヶ月滞在していた場所です。とはいえ毎日訓練が忙しすぎて景色を楽しむ暇も無く、しかも1月から3月という極寒期だったので山菜もありませんでしたね。

とても自然が美しいところです。
山菜を買った
全種類買って帰りたいところですが、今回買ったのは以下の通り。
こごみ、わらび、山うどの新芽、アスパラガス、せり、わらび、チャイブの花、三つ葉、茗荷竹の芽、フキ、しめじです。

早速山菜の天ぷら盛り合わせにしました。



こごみとわらびは黒胡麻和え、蕗は煮物、アスパラガスとチャイブの花はサラダ、他にも色々作りましたよ。

ここみの黒胡麻和え

わらびの黒胡麻和え

アスパラガスとチャイブの花のサラダ
春に山菜を食べておくと、一年中風邪を引かないといいます。
私は山菜のほろ苦さや、それぞれが持つ独特の香りが大好きです。アク抜きやちょっとした手間が必要だったりしますが、普段都会では味わえない貴重な山の幸です。
来年も買いに来よう!そして美味しく食べて一年中元気に過ごそう!と思ったのでした。