野生鳥獣・ジビエへの取り組み(日本の各地方自治体)を大まかに書きます。全ての情報ではないですが、代表的なもの、印象に残ったものを書きますね。
多くの情報を見て分析してみた結果をまず見たい人は、どうぞ最後の「気づいたこと」をご覧ください。
情報が多いですので、興味のある地域だけ読んでください。主に県庁のHPを記載しています。情報が足りない場合は県庁所在地の市のHPを記載しているところもあります。
北海道・東北地方
北海道
野生鳥獣対策
北海道は野生鳥獣の被害が大きいですね。これは令和2年の報告です。
イノシシ
わずかに確認されているようです。
アライグマ
アライグマの被害は大きいらしく報告のHPのHがあります。中に北海道アライグマ捕獲等情報マップもありわかりやすいです。野生化したアライグマが野菜や果物を食い荒らす事例が各地で報告されており、環境省はその防止に向けて「完全に排除することが最も効率的・効果的」としています。
エゾシカ
これは、北海道らしいです。エゾシカのジビエ活用のページがあります。ハンターに関する注意喚起もあります。食中毒などについては厚生労働省のHPを参照するようになっているようですね。独自のページがあるといいなと思います。
ヒグマ
ヒグマは北海道に生存します。北海道庁のヒグマに関するHPは充実している印象です。
ジビエ
北海道はエゾジカをジビエとして振興させています。これは北海道ならではのジビエですね。
青森
野生鳥獣対策
野生鳥獣の捕獲については詳しくHPに書いてあります。
イノシシ
青森県はイノシシの目撃情報を集めているようですね。青森県内では絶滅したとされていたイノシシが近年、再度流入し、田子町などで農業被害が出ているようです。
シカ
サル
青森県には霊長類では世界で最も北に生息していることから、北限のサルと呼ばれているサルがいます。貴重な生物ですが、この程度の情報でいいのでしょうか。
クマ
熊の出没に注意してください、というページがありますが、情報の羅列に感じます。警告チラシを面白く作っていますが、文字が読みづらいです。ちょっと残念です。
ジビエ
野生鳥獣肉(ジビエ)による食中毒防止の徹底について、という記載がHPにありますが、あまり注意喚起を強く感じませんでした。厚生省のページにリンクするなどがあり、独自のページが欲しいなと感じました。
クマ肉の食中毒、という話題で地方性を感じます。食中毒の情報も厚生労働省にリンクすることが多く、独自のページを作る人材が足りないのでしょうか。
青森県のようにクマが実際に出没することが多い地域としては、注意喚起がこの程度でいいのかと問題意識を持ちました。
総じて青森県のサイトは検索でなかなか上部に来ません。この辺の努力も必要かなと感じました。
岩手
野生鳥獣対策
野生動物についてという親カテゴリーから細かく動物別に入っていくHPです。僕には読みづらく、もう少し独自にまとめる努力が必要かなと思いました。読者に訴える、というよりは事務的に仕事している印象です。読み手に努力が必要ですね。情報の羅列、という印象で、岩手のようにクマもいる地方で「これで大丈夫?」と思ってしまいます。もっと危険性や具体例を挙げるといいのにな、と思いました。
イノシシ
岩手県のイノシシに関する情報は乏しいです。イノシシは増えているという情報がありますが。
シカ
岩手県の情報は議事録ばかりが目につきます。県立博物館のページは興味深いです。
サル
民間の情報ばかり検索されます。被害はあるということです。
クマ
なぜか長野県が作ったYouTubeへリンクする情報もあります。もう少し注意喚起が欲しいです。
盛岡市の例
盛岡市では、野生鳥獣による農作物等への被害防止を図るため、施策を総合的かつ効果的に実施することを目的に「盛岡市鳥獣被害防止計画」を策定しています。法令に基づき鳥獣による生活環境、農林水産業、生態系の被害防止を目的とした捕獲等のための許可を行っています。
盛岡市のクマに注意!のHPは充実しています。
ジビエ
ジビエの食中毒についても上記のように情報の羅列的な印象を持ちました。
宮城
野生鳥獣対策
宮城県は比較的細かく丁寧に野生動物に関する記事を書いているという印象を持ちました。「野生鳥獣の農作物被害,生活環境被害については、お住まいの市町役場(農林振興課・産業振興課・地域振興課)にご相談下さい。」と細かく情報が書かれています。そして、ケガをした野生鳥獣について、という記事など細かい気配りも感じられます。
野生鳥獣被害情報Webマップもあります。
イノシシ
イノシシの情報はわかりやすいです。
シカ
シカの情報も簡潔にわかりやすく書いてあります。
ハクビシン
この情報はとても興味深いと感じました。
クマ
簡潔ですが、必要な情報がちゃんと書いてあると感じました。注意喚起のページはとても興味深いです。
ジビエ
仙台市のジビエ食中毒の情報は有用だと思います。
秋田
野生鳥獣対策
秋田県はマタギ発祥の地でもあり、野生鳥獣の情報は豊富です。一見、単調なカテゴリーわけかなと思い、それぞれのページに入ると読み物としても興味深く、注意喚起もされています。ツキノワグマへの防御対策など、イラスト付きで読者へ訴える努力を感じます。かなり好感度を持ちました。
イノシシ
イノシシの目撃情報はこのページにあります。冬を越せずイノシシが生息できないとされていた東北北部でも被害が出てきたようです。もう少し、イノシシ被害の情報を増やすといいなと感じました。
シカ
今後はシカからの農作物の被害も増えるとする情報もあります。
クマ
クマを含む野生動物の目撃情報が載っています。これを見るとクマの出没地が驚くほど広範囲に渡っているのがわかります。
ジビエ
ジビエの食中毒に関する情報も豊富で、これもイラスト付きです。
ジビエ料理の提供について、も細かくわかりやすいです。これだと生産者も消費者もわかりやすく安全ですね。
山形
野生鳥獣対策
野生生物に関するHPは充実しています。ここから細かいカテゴリーに入っていく形です。各動物ごとに細かく注意勧告されていて、とてもいいと思いました。クマの例をとると、ツキノワグマの目撃件数、クマの目撃情報、クマによる今年度の人身被害の情報など、かなり具体的です。「5月25日に酒田市山元にて、山菜採りへ出かけた男性が背後からクマに襲われ、軽傷。」などと読むと怖いですね。
イノシシ
あまり出没しないのでしょうか、情報が少ない印象を受けます。
シカ
ニホンジカは、山形県では絶滅したと考えられてきました。シカに関しては目撃情報が増加しているということです。HPです。
シカに関しては情報が少ないと感じました。シカからの被害がこれから増えることも想定され、情報が必要ですね。
サル
おとり猿という珍しい情報が載っていました。これはひどい!ものです。山形県では残酷な「おとり猿」に対して断固反対する姿勢です。もっと、こういう情報は他の県でも知らしめて欲しいと思いました。
クマ
印象に残ったのは、最新のクマ目撃マップです。これは、山歩きなどするのにかなり参考になります。
クマとのトラブルを予防しよう、というHPも、かなり参考になります。
ジビエ
山形県はジビエに関する情報はほとんど見当たりません。県内で捕獲した野生鳥獣の肉を対象に放射性物質の検査を発表しています。
福島
野生鳥獣対策
野生鳥獣の捕獲について、というHPがあり、情報は充実しています。もう少し、読みやすいといいなと感じました。「ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミは、鳥獣保護管理法が適用されませんので、いつでも捕獲することができます。」と一般家庭に関係ありそうなことも書いてあります。
野生鳥獣による農作物の被害状況について、ずらっとPDFファイルが並べてあるのですが、誰を対象にしてなんのためのものかな、と感じます。
イノシシ
福島はイノシシの問題が深刻なようです。鳥獣被害対策のページはとてもよくできています。
シカ
サル
ニホンザルに出会ったら。ニホンザル被害を防ぐために。どちらもよく書かれています。
クマ
県がクマ鈴の貸し出しをしています。クマに注意!!のチラシよくできています。
傷ついた野生鳥獣の取り扱いについて、の情報は充実しています。もう少しわかりやすいといいと感じました。野生鳥獣の放射線モニタリング調査結果、は細かく調査していることがわかります。福島の食の安全のためにこのような努力をされていると感じました。ちなみに、農林水産省の野生鳥獣肉の出荷制限等の状況、というHPに東北各県の状況が書いてあります。色分けされていてわかりやすいです。
ジビエ
ジビエに特化した食中毒、熱を通して食べるように、というページは見つかりませんでした。放射線の情報が多いです。1日も早い復興を願います。
関東地方
茨城
野生鳥獣対策
特徴的なのはホームページ上で、ハンターの育成を呼びかけていることです。そして、日本鹿が急増することに危機感を抱いていて目撃情報を募集しています。
鳥獣保護管理のページはかなり充実していて、特に農作物被害への問題に着目しているのがわかります。
イノシシ
注意喚起用のチラシはとてもよくできています。
イノシシ管理に対するレポートは、環境省のものです。
シカ
目撃情報を集めているようです。HPです。
茨城県独自のものとしては、以下のものがありました。
県では、ご提供いただいた目撃情報(写真・動画があるものに限る)がニホンジカの捕獲につながった場合に、報償金(1件につき1万円)をお支払いする制度を創設しました。
サル
野生のサルが目撃されているようです。そのHP。
クマ
茨城県ではクマの目撃情報が発生しています。狩猟において,「わな」でクマを捕獲することから、「錯誤捕獲」についても書いてあります。
ジビエ
茨城県議会がイノシシ肉の利用拡大プロジェクトを提案しています。
イノシシの被害は甚大なようですが、一方放射線問題もあり苦しい状況がわかります(令和3年の報告)。
クマ肉でトリヒナ症
茨城では過去にクマ肉による恐ろしいトリヒナ症が発症しています。詳細はリンク先をどうぞ。
栃木
野生鳥獣対策
鳥獣の保護管理に関すること、というHPがあります。全体的に、「〜〜をしています」「〜〜計画を策定しています」と、役所目線という印象を受けます。読んでいても、法制度や県サイドで実地している実績、方針が多く、誰に対して発信しているのかが不透明な印象です。
イノシシ
シシナビとちぎ、というページは充実しています。イノシシに関する問題の注意喚起が行われています。しかし、Q&Aで、あまりに栃木弁を多用しているために、僕でもパッとわかりません。移住者、外国人、などのことは眼中にないと思います。自分たちだけわかるページってなんでしょうね。
シカ
特に印象に残る情報はありません。
サル
特に印象に残る情報はありません。
アライグマ・ハクビシン
アライグマ・ハクビシン等中型動物判別マニュアルはかなり有用だと思いました。
クマ
クマの事故を防ぐために、というページはよく書かれていてためになります。住民向けの情報、そして、入山者向けの情報、もよく書かれています。
被害の防ぎ方、のページは有用だと感じました。電気柵の効果なども書いてありますね。興味深いです。
ジビエ
ジビエはよく加熱して食べましょう、のページ誰に向けて書いているかちょっと不明確です。冷凍の温度と冷凍時間など情報としては正しいと思いますが、家庭用冷蔵庫でここまで冷凍できるものはないし、家庭用では冷凍温度が不明確なので実用に当たらないと思いました。
群馬
野生鳥獣対策
群馬県の鳥獣肉に関するホームページで、印象的なのは原子力災害対策特別措置法に関するものです。そして、上記を踏まえて、群馬以外の鳥獣の肉を食べる事に関して注意喚起されています。
イノシシ
イノシシによる人身被害、の情報は箇条書きで淡々と書いている印象です。
カモシカ
群馬県はカモシカの情報もあります。
ニホンジカ
ニホンジカによる被害は増大しているようです。その情報。
しかし、群馬県は、被害額を農業被害額:50,000千円と書かれても、5千万円ってパッとわかる人ばかりなのでしょうか。読み手にわかりやすくする努力が欲しいです。
クマ
このクマに対する情報の一つ一つは有益だと思います。しかし、これ継ぎ足し継ぎ足しで知り得た情報を書いたのではないでしょうか。読んでいて整理されていない印象を持ちます。
ジビエ
記載の方法などわかりやすいと思います。ジビエ食に関しての、群馬県独自のページはもう少し読みやすくする工夫が必要かと思いました。外部リンクばかりです。
埼玉
野生鳥獣対策
鳥獣保護というページが比較的充実しています。しかし、記載がわかりづらいです。埼玉県民は漢字検定の上位者ばかりなのでしょうか?「よいウェッブにするためにみなさまのご意見をお聞かせください」というアンケートが各ページの文末にあります。県民のみなさん、ご意見お書き下さい。
例えば、傷病野生鳥獣保護、疥癬症のタヌキ、などです。読みづらいです。ふりがなもありません。(他県では、傷ついた野生動物、などと読みやすい記載が多いです)かというと、「キツネやタヌキの子供は拾わないでください」などのような子供でもわかる記載があったり(それだったら幼獣と書くべきか)、誰に向けてどのように発信しているのかが記載方法でも不統一で明解でないです。役所は、このような文書は、発信することが目的でなく、住民に知ってもらうことが目的と自覚してほしいと感じました。
放射線物質検査結果
シカ肉の放射性物質検査結果のページはわかりやすいと思いました。野生動物に放射性物質が検出されているのですね。
イノシシ
クマの情報と一緒に書かれているページがあります。イノシシに特に注意喚起しているページはありません。
クマ
クマ、に関してのチラシ、読みやすかったです。問題視していることがわかります。イノシシの同様のチラシは見つけることができませんでした。
このチラシ、紙媒体を写真で写して貼り付けたのではないでしょうか。非常に見づらいです。他は環境省のHPにリンクするようにしてあるお決まりのパターンです。
ジビエ
埼玉県はシカ肉の放射性物質検査結果について発表しています。
千葉
野生鳥獣対策
「千葉県野生鳥獣肉に係る衛生管理ガイドライン」というものを策定しています。県民の職の安全を考えているのがわかりますね。
食の安心安全レポート、というチラシは読みやすいです。
イノシシ
千葉県のHPでのイノシシ対策のページは分割掲載されていて読みやすいです。イラスト、写真も多様してあり興味深く読めます。
シカ
イノシシ・ニホンジカわな捕獲マニュアルという情報はとても興味深いです。
サル
ニホンザルと出会う道というページがありました。
クマ?
クマに関してのレポートはありません。環境省によると、千葉県に野生のクマは生息していないそうです。
しかし、クマ出没情報ブログによると、似たような大型動物を見た、という情報がありますね。
キョン
興味深いのは外来シカのキョンの情報です。
キョンは大発生しているという話です。
ジビエ
千葉県はイノシシ、シカを「房総ジビエ」として消費拡大に取り組んでいます。
しかし、キョンは対象外です。
東京
野生鳥獣対策
東京都環境局のHPは非常にわかりやすいです。平易な言葉でしかも専門的なことも含まれています。大事な情報は赤字で書いていますね。
イノシシ
特に注意喚起されているページはありませんでした。豚熱に関しては問題視していることがわかります。
シカ
シカ対策のページはありました。
サル
時々都心にサルが出没することがあるようですが、情報はありませんでした。
東京にツキノワグマ!?
HPでも注意喚起されています。都内での目撃など。カモシカと間違える可能性も注意しています。
キョン
伊豆大島ではキョンが大量発生し問題になっているようです。このチラシはとても読みやすいと思いました。
他にもシカ、アライグマ、など、色々とわかりやすい情報が多いです。
ジビエ
東京都でジビエの検索で上位に来るのは民間の情報ばかりです。鳥刺しの話題でも書きましたが、東京都の食品衛生に関しての姿勢は良い意味でとても厳しいです。
神奈川
野生鳥獣対策
自然環境保全センターのHPは各項目ごとに色分けされたり、大変読みやすいです。
イノシシ
イノシシに関しては管理計画が出ています。シカやサル、クマの情報に対して少ないです。
シカ
神奈川県のニホンジカについてのページは大変興味深いです。
サル
神奈川県のサルに対する情報も大変わかりやすく興味深いです。
神奈川県でクマ?
神奈川県でもクマ出没の情報があります。クマ、出るんですね。
ちょっと情報を探しにくいと感じます。このページから入っていく感じです。
ジビエ
ジビエを扱う方へ、というチラシは読みやすいです。ジビエを安全に扱う情報があります。
中部地方
新潟
野生鳥獣対策
野生動物に関しHPはあるのですが、情報を探しにくいです。ツキノワグマの被害を防ぐために書かれたページなどあるのですが、大元の野生動物関連のサイトから入れません。せっかくいい情報なのに、残念に思います。
イノシシ
イノシシ捕獲推進ポスターデザインコンテスト結果は素晴らしいです。
シカ
ニホンジカ管理計画というものがあります。
サル
管理計画があります。
クマ
新潟県のクマに対する対策は素晴らしい情報です。県職員と思われる人が写真で実演していたりしています。
ジビエ
しっかり火を通してジビエを食べるように注意喚起なされています。
にいがた食の安全インフォメーションというページがあり、食の安全に取り組んでいることがわかります。
全体に大変好感度のあるHPなのですが、検索しにくいのはちょっと残念だと感じました。
富山
野生鳥獣対策
イノシシ
イノシシ対策のページに情報はまとめてあります。イノシシ出没対策マニュアルは、写真も多様して見ていてためになります。市街地にイノシシが出没した場合の対応もイラスト付きでいいです。
カモシカ
富山県で特徴的なのがカモシカへの対策です。イラスト、写真、グラフ、地図も使いとても読みやすいです。
クマ
クマへの注意もまとめてありますが、各ページの情報は少ないです。
ジビエ
富山県はジビエ需要に力を入れているようです。ジビエレストラン・ガイドがあります。
あれ?これ間違ってませんか?
ジビエを推進している割には、野生獣肉を食べる際の注意は乏しいです。(富山県獣肉の衛生管理及び品質確保に関するガイドライン)の以下の文章、正確でしょうか?安全にジビエを食べる際の注意、全国で富山県だけが肉を焼く温度が85度で1分以上となっているのが疑問です。(マチガイのような印象を受けました)
厚生労働省・農林水産省のガイドラインでは75度で1分以上の加熱となっていますよ。
石川
野生鳥獣対策
野生動物の保護・管理については特別なページがあり、とても読みやすく感じました。写真やグラフを活用し、一見の価値があります。
イノシシ
イノシシ被害防止強化月間というページにイノシシの情報はまとめてあります。野生動物(イノシシ)から「守る」ために、というページはカラフルでわかりやすいです。野生動物(イノシシ)を「寄せ付けつけない」ために、というページもとてもいいです。他にも「捕獲」、「集落の力でイノシシの被害をゼロへ」、石川県版のイノシシの害獣対策情報は素晴らしいです!県独自の情報というのが大変好感を持ちました。野生動物といってもどこの地域でも習性は全く変わらないということがないと思うからです。
シカ
石川県における野生鳥獣の保護・管理のページにシカの情報もあります。
クマ
クマが増えているそうです!
クマの出没マニュアルは有用だと思いました。
ジビエ
いしかわジビエガイドもあります。野生動物の肉に関しては主に法的な面から注意しています。残念なのは、「いしかわジビエ料理コンテスト」など終了してしまっていることです。
福井
野生鳥獣対策
野生動物についてのHPはとても整理されていると思いました。特徴はパブリックコメントのページがあることです。イノシシのページです。県民の声を聞こうとする姿勢が印象に残りました。
イノシシ
野生鳥獣に対するマニュアルも充実しています。イノシシの例です。
シカ
ニホンジカによる森林被害の実態と対策、というページはカラーでグラフ、写真など使いわかりやすく説明しています。
サル
福井県のサルに対する対策のページはカラフルでわかりやすいです。
クマ
クマに関しては、入山者用のものもあり、これも充実しています。登山者が多いのを意識しているのでしょうか。
ジビエ
ジビエ肉の普及も促進しているようです。HPです。
山梨
野生鳥獣対策
山梨県は野生動物について、整理されて記載している印象を持ちました。HPです。
イノシシ
特に注目する情報はありませんでした。
シカ
シカの駆除についてのページがあります。読みづらいです。
サル
特に注目する情報ありません。
クマ情報
山梨県でもツキノワグマが出没しています!注意喚起のリーフレット、あるにはあるのですが、もう少しイラストを入れる、写真を整理するなどしてみやすいといいなと感じます。情報としてはいいものなので、残念です。
令和4年でも、かなりのクマの目撃情報があります。山梨県は首都圏から旅行者も多く、県民向けだけでなく、旅行者向けにも何か有用なサイトがあればいいなと思いました。しかし、この情報を見るとゾッとします。
一年で上限50頭までのツキノワグマ捕獲数。この情報は他県にはなく興味深いと思いました。
山梨県は鳥獣対策のサイトが充実している印象を受けます。法的な部分もしっかり書かれていて勉強になりました。有害鳥獣捕獲許可申請もよく読むと法の仕組みがわかります。
ジビエ
やまなしジビエに関する情報は、ちょっとわかりづらいです。書き方に工夫が必要かなと思いました。
長野
野生鳥獣対策
長野県のサイトは他県のものと同じように整理されている印象です。しかし、長野県のサイトは書いている人の文章力がとてもあると感じます。平易な言葉で誰でもわかるように、しかも法的なことも踏まえています。「ちょっとこの県は違うな」と思わされました。
野生のヒナなど
イノシシ
イノシシに注意!のパンフレットはカラフルで読みやすいです。イノシシ対策の基礎知識も写真、イラストを使い、カラフルに仕上げています。
シカ
ニホンジカ対策の基礎知識というページも読みやすいです。
サル
サルへの対策は、一般住民向けでないです。データは豊富です。
クマ
ツキノワグマによる人身被害を防ぐために、このページもよく書かれています。リンク先の信州ツキノワグマ研究会の情報はすごくためになりました。
ジビエ
長野県はジビエ振興対策をしています。やはりシカの農作物への被害が多いのでしょうか。
岐阜
野生鳥獣対策
野生鳥獣の情報は自然保護のページにまとめられています。
イノシシ
岐阜県は野生鳥獣の中でイノシシの害が一番多いという情報があります。
シカ
上記の情報に含まれています。
サル
被害対策方針が書かれているものがあります。
クマ
ツキノワグマについては、注意喚起のページがよく作られています。イラストも多くみやすいです。クマとの適切な距離を保って安全に暮らすために、のページは、専門家が書いたのでしょうか、大変参考になります。書き方もよく、イラストや写真も充実しているので一読の価値アリです。
ツキノワグマ出没予測、これはドングリなどの豊作、凶作、に影響されるということがわかります。これは、参考になりました。
ジビエ
飲食店の登録店などが載っているサイトがあります。はっきりいって読みづらいです。情報を羅列してあり、読者が個別に店のサイトに入り調べないといけません。もう少し、ジビエ振興したいのであれば工夫が必要だと思います。
岐阜県のサイトは全体に寒色でまとまっていて少し冷たい印象を受けます。
静岡
野生鳥獣対策
イノシシ
イノシシの被害が甚大なようです。
シカ
大変興味深い「くくりわな」の情報があります。カラフルで、写真も付いていて大変わかりやすいです。
クマ
静岡県のツキノワグマに対する情報は充実しています。静岡県にツキノワグマ?と思いますよね。
クマに関する情報はイラストもあり、読みやすさを感じました。
ジビエ
静岡県は特にジビエ振興はしていないと感じました。衛生面や法的なものに関してのサイトはあります。
愛知
野生鳥獣対策
愛知県の野生動物に関する情報は全体に検索しづらいです。
他県と違うところは、Wordファイルのリンクが多用されているページがあり、僕のようなマックユーザーはうまく開けず、これらの記事を書いた人は「マックユーザーは寄生虫や食中毒で死んでも構わない」と思ってるのかな?と感じました。
厚生労働省へのリンクは各県お決まりのパターンで見れます。専門機関、政府のリンクばかりで独自のページがなかなかないです。
イノシシ
野生イノシシ対策室というものがあるようです。わかりやすく活動が書かれています。「くくりわな」の情報、興味深いです。
シカ
シカについても「くくりわな」の情報があります。からまる棒なる特殊な方法のページもあります。
以上、野生鳥獣資料室のページは充実していると感じました。
クマ
クマはいないのでしょうか。非常に乏しいクマ対策の情報で、ここに全文貼り付けられてしまいます。クマ目撃情報はあります。豊田市でクマ出没しているらしいですね。
ジビエ
知事がジビエ促進のPRしているようですが、情報が乏しいです。
近畿地方
三重
野生鳥獣対策
三重県の野生鳥獣に対する情報はちょっと検索しづらいと感じます。しかし、その中でも「県内各地で、集落ぐるみの獣害対策」は興味深かったです。各地域の対策が写真付きで紹介されています。
地域ぐるみで
三重県は野生鳥獣対策に地域ぐるみで取り組むことを推進しています。これは三重県の一つの特徴だと感じました。このページで写真付きで見ることができます。
イノシシ
イノシシの被害、このページもかなり読みやすいです。イノシシの習性や対策など、写真、イラスト付きで読み物としても興味深いものとなっています。
シカ
シカの被害は大きいようです。シカに対する対策注意のページはかなり充実しています。シカの足跡とイノシシの足跡の見分け方がとてもわかりやすいです。
サル
このページも素晴らしいです。具体的なサル対策の方法が色々と書いてあります。
アライグマ
三重県はアライグマの被害が多いのでしょうか。このページは、アライグマと似ている動物の特徴など比較してわかりやすいです。写真、イラストをうまく使っています。
クマ
ツキノワグマも出没はするようです。県のHPに注意喚起されています。
ジビエ
三重県でもジビエ振興がありますね。
滋賀
野生鳥獣対策
滋賀県のHPは総合的に見やすいです。検索もしやすいです。野生鳥獣の情報は、「環境・自然」から入ります。土地柄ですね、琵琶湖に関する情報が一つのコーナーとしてあります。
野生鳥獣と森林
野生鳥獣と森林というページは、イラスト・写真を用いてしかも洗練されているレイアウトです。読みやすいです。
イノシシ
野生動物の管理のページはわかりやすいのですが、リンク先が多くちょっと使いづらいと感じました。各リンク先は法的なことや専門的なものがほとんどです。野生動物の種類ごとに分けられています。
農作物被害の手引き、というページに情報があります。写真など多く読みやすいです。
シカ
これも物被害の手引きに情報が書いてあります。
サル
農作物被害防止対策のページはリンク先が多くあります。リンク先の情報はもう少し工夫が欲しいと感じました。
クマ
ツキノワグマについてのHPもあります。ツキノワグマの生態、被害に会わないように、など各ページの情報はとても読みすいと感じました。しかし、これらは一つにまとめられないのでしょうか。PDFで8つの情報が分かれています。情報はいいのに、一つ一つPDFを開けていくことに面倒さを感じました。
ジビエ
滋賀県のシカの多さはすごいですね。これは、ジビエでなんとかしようと思うこともわかります。
しがジビエガイド、読みやすくとてもいいです。レストランガイドもあります。
しがジビエガイド(令和3年3月発行)正誤表 不必要です。ほとんどの人見ません。読み手に努力させず、早く本文を直して下さい。こういうの役所の感覚ですね。
京都
野生鳥獣対策
野生鳥獣対策は一つのページに項目分けされて整理されている印象です。
特定鳥獣保護管理計画は多くの県で見られるPDFを並べて、そこから入るパターンです。法的なことなど詳しく書いています。
動物ごとにデータなど細かく記載されています。しかし、整理されていない印象を持ちました。
イノシシ
なぜかイノシシのページは情報少ないです。
シカ
イノシシも含め、獣害対策のページがあります。長文の情報を段落少なくびっしり1ページに///11000文字以上///書いてあります。読む気が起こりません。府民の関心をこれで引けるのでしょうか。不親切というか読者のこと考えていないと感じました。
サル
サルの特性と対策の情報はカラフルでわかりやすいと思いました。
クマ
ツキノワグマに関してになると、いきなり情報量が増えます。
ジビエ
大阪
野生鳥獣対策
大阪府の野生鳥獣に関する情報は1ページに項目別にまとめてあります。情報量が豊富で読み応えあります。しかし、、、文字が小さい。僕のPCだと文字拡大のボタン押しても気持ち大きくなるだけでそこがちょっと残念だと思いました。
ヌートリアの被害大きいのでしょうか。ヌートリアの情報がとても印象に残りました。ヌートリアに関する情報を個人で作っているHPもあります。
イノシシ
イノシシ対策のHPはわかりやすく書いてありました。しかし、具体的な対策のページはなぜか長崎県のページに飛ぶようになっています。ここで、読むと大きなクエスチョンマークが頭によぎります。具体的な対策が書かれていますが、「長崎県では、、」「長崎県では、、」と文章が続くので、何か不思議な感じます。大阪府独自のサイト、作れないのでしょうか。ちなみに長崎県のHPはとてもよくできています。
シカ
大阪府のシカの情報はわかりやすく書いています。1パージを分割し、リンク先に分けて読みやすくしているのも好感度あります。
サル
サルに対しての対策は簡潔に書いてあります。
クマ
ツキノワグマ対策に関してのHPは充実しています。クマに御用心!、のページ、よくできています。それ以外は環境省のウェッブページのリンクとかお決まりの役所のページという印象を受けました。
ジビエ
大阪府で作っているジビエ情報検索できませんでした。
関西、しかも大阪ときたら面白く注意喚起されると思いきやちょっと残念な情報でした。
兵庫
野生鳥獣対策
兵庫県では、野生鳥獣の情報をまとめたページがありました。その中に野生鳥獣について詳しく掲載しています。
死亡した野鳥の情報に関してはかなり詳しく書いていました。
イノシシ
イノシシは兵庫県民には馴染みのあるものです。なんと、神戸市にも六甲山からイノシシが降りてくることが多くあるのですよ!僕も灘区の公園に車で行き駐車してドアを開けた時に「ガサッ!」という音が背後から聞こえて、よく見るとイノシシだったという経験があります。
六甲山と野生動物のページはとても面白いです。一読の価値があります!イラストが多く、子供から大人まで楽しく読める工夫が感じられます。イノシシによる人身被害防止について、というページから色々と読めます。条例に基づき、東灘区、灘区、中央区の一部ではイノシシへの餌付けが禁止されています。また、イノシシの餌となるようなごみなどをみだりに放置したり、捨てたりすることも禁止されています。違反者には、勧告、命令、氏名公表を行う場合があります。
シカ
兵庫県は特に注目するようなシカについての情報はありません。神戸市の情報が充実しています(動画あり)。
クマ
ツキノワグマによる人身事故防止についてというHPにまとめられています。しかし、この野生鳥獣の場合、「人身事故」という表現は適切なのでしょうか。人身事故に対して、他の事故、例えば、ツキノワグマによる物損事故、とか言わない印象がありますが、、、。
兵庫県でもクマの目撃情報があるのですね。
上記、どれも興味深いです。
ジビエ
ひょうごシカ肉活用ガイドラインというものがあります。ひょうごジビエコンテストというものをあるようですね。プロから一般人まで参加できますが、「アンフェアーだな」、という印象です。ジビエ専門店が入賞しています。「そりゃ〜入賞せんとあかんがな!」と思いますよね。食材入手も一般人のおばちゃんよりは安易だろうし。
奈良
野生鳥獣対策
奈良県の野生鳥獣との付き合い方のHPはとてもわかりやすいです。大事なところは赤字で太く表記するなど工夫もみられます。
県民だより奈良に鳥獣被害とジビエなどに関する情報があります。
イノシシ
奈良公園内でイノシシの芝被害があるようです。とても驚きました!
シカ
ご存知、有名な奈良公園のシカは野生動物の位置にあります。シカ保護管理のページから入ると興味深い情報が多くありました。
サル
特に注目する情報はありませんでした。
クマ
注意喚起のページがあります。
ジビエ
ジビエに関しては「ならジビエ」というものがあるようですね。
和歌山
野生鳥獣対策
傷ついた野生鳥獣の情報、わかりやすいです。Q&A形式を用いているところもいいと思いました。
鳥獣害対策に関連する成果等、のページに動物の種類などに分けて説明があります。
イノシシ
イノシシに関し、和歌山県は独自に野生鳥獣対策に関し科学的に取り組んでいることがわかります。
シカ
「くくりワナ」(和歌山県はワナとカタカナ表記)の情報があります。
サル
特に注目する情報はありませんでした。
クマ
和歌山県に生息するツキノワグマは、他地域から分断されている紀伊半島の地域個体群であり、紀伊半島全体での生息数は少ないと考えられているそうです。それゆえに、クマに関する注意喚起は少ないと感じました。
ジビエ
和歌山県はジビエに力を入れているという印象があります。
ジビエを扱う飲食店のリストも豊富ですが、これは情報の羅列ですね。実際に、これらの店に行こうとなると、自分でお店のことを調べていかないといけないですね。ちょっと面倒です。
中国地方
鳥取
県のHPに野生鳥獣の保護及び管理に係る計画が掲載されています。これはいわゆる役所の報告ですね。
イノシシ
情報は、鳥獣対策虎の巻というものがあり、そこに集約されています。
シカ
情報は、鳥獣対策虎の巻というものがあり、そこに集約されています。
サル
情報は、鳥獣対策虎の巻というものがあり、そこに集約されています。
クマ
情報は、鳥獣対策虎の巻というものがあり、そこに集約されています。
鳥獣対策虎の巻のファイルは、データが多いのでページ分けされています。内容は、カラー分けしてあったり、写真があったりして読みやすいです。
ジビエ
厚生労働省に従って衛生ガイドラインを策定したそうです。あまりジビエ振興への積極性感じません。
島根
野生鳥獣対策
傷ついた野生鳥獣の保護や野鳥のヒナについて
リンク先にあるように淡々と箇条書きのように記載されています。
イノシシやシカに関しては、出猟記録の分析を行なっていて、興味深いです。サイトも見やすいです。
イノシシ
イノシシ用低コスト簡易箱型わな、という情報があります。
イノシシの生態と被害対策は一つのページにまとめてあります。
シカ
ニホンジカの生態と被害対策というパンフレットは見やすいです。
サル
ニホンザルの生態と被害対策はとても読みやすいです。
クマ
ツキノワグマの生態と被害対策は、写真イラスト付きでとてもいいです。
ジビエ食の衛生に関する情報は豊富です。しかし、官公庁からのものが多いです。
岡山
野生鳥獣対策
イノシシ
イノシシ・シカ捕獲マニュアルというものがあり、イラストなど多用し内容はかなり充実しています。
シカ
上記と同様です。
サル
サルに関しては、捕獲頭数の推移という表しか見当たりませんでした。
クマ
クマの情報は環境文化部自然環境課のページにあります。
ツキノワグマによる事故を防止するために、のページは情報の羅列で注意喚起が足りないです。ツキノワグマの生活、のページはイラストにしてみたのでしょうが、読みづらいと感じました。クマの出没マニュアルはお決まりの環境省へのリンクです。
鳥獣の情報は、農林水産部と環境文化部にわたっていて検索かなりしづらいです。役所の仕事だなあと感じます。
ジビエ
岡山ジビエガイドは充実しています。ジビエの説明、飲食店などの情報が豊富です。
広島
広島県における野生鳥獣の保護管理ポータルサイトのHPは大変充実しています。グラフやイラストを使い、上手に説明してると感じました。
気になるのは、、「ポータルサイト」「ワイルドライフ・マネジメントによる保護管理」などのカタカナ記述です。どのくらいの数の県民の人が意味を理解できるでしょうか。日本の自治体のサイトですからとりあえず日本語で表記してほしいと感じます。
イノシシ
イノシシに近寄らないでください、のページはもっと注意喚起が欲しいです。情報の羅列に感じます。鳥獣の捕獲について、のページになると読みやすくカラフルにしたりしていますが、なぜこの字体にしたか疑問です。かなり読みづらいです。
シカ
近年、シカの分布域が拡大しているようです。目撃情報のページもあります。環境省の「いきものログ」にリンクするようになっています。
「県民いきもの調査」の目撃情報の報告方法が環境省「いきものログ」を利用した方法に変わりました。
「いきものログ」のひろしま県民いきもの調査(一般調査)から情報を登録してください。※登録には「いきものログ」ユーザー登録が必要です。
面倒ですね。独自で調査する努力やめたのでしょうか。
サル
知ってからやる鳥獣被害対策の手引き、はイラストなどあり読みやすいです。しかし、県のホームページのどこから検索できるのか不明。Googleからオーガニックサーチで「広島県 サル 対策」と入れて検索すると出るという状況。
クマ
ツキノワグマが活発に動き回る時期です。ご注意ください!、のページから情報に入る形式ですが、このページ自体、タイトルのわりに注意喚起があまり強くないです。謝ってツキノワグマを捕獲しないために、のページも注意喚起足りないです。関連情報として、他の県のページにリンクするようになっているのもどうかなと思います。
ジビエ
ジビエについてのHPは特に印象深いものがありませんでした。厚生労働省のページにリンクするなど、各県お決まりのパターンです。ジビエ振興はしていないようです。
山口
野生鳥獣対策
傷ついた野生鳥獣を見つけたら、のページや、野生鳥獣を捕獲するには、のページは読みやすいですが、情報の羅列的な印象を受けます。
イノシシ
山口県内の重要な野生鳥獣(イノシシ)、というページがあります。「重要」なのでしょうか。重要の使いかた、どうなんでしょうか。このタイトル何を言いたいかわからないです。以下、重要の意味です。
物事の根本・本質・成否などに大きくかかわること。きわめて大切であること。また、そのさま。
イノシシの情報は、鳥獣被害防止対策というページにもあります。しかし、上記ページとの関連づけがないために検索しづらいです。
イノシシ対策の手引き、興味深く書いてあります。紙情報を写真で撮ったのでしょうか、画面がきれいでないです。
シカ
シカ対策の手引きも同様です。
サル
サル対策の手引きがあります。これらの3つの記事は社団法人 農山漁村文化協会というところが作っているようですね。紙のチラシを作り、写真で写したのでしょうか。
モンキードッグという興味深い情報があります。「猿追い犬」のことですが、モンキードッグという欧州産のテリアに似た犬種が既にいるようです。この命名、これでいいのかなと感じました。
クマ
自然保護課の中にツキノワグマの情報がジャンル分けして書いてあります。
PDFファイルは、とてもわかりやすいです。イラストなどあり、楽しく読めて素晴らしいです。
ジビエ
ジビエに関しては振興していないと感じました。
四国地方
徳島
野生鳥獣対策
徳島県の野生鳥獣対策のHPは、はっきり言って検索しづらいです。つまり、約10年分の情報が記載されていて、自分に必要な情報が簡単に検索できないと感じます。もちろん新しい情報が上部に書かれているのですが、これはいかがなものでしょうか。2013年の鳥獣被害対策技術講習は、現在に生かされるものでしょうか。単なる記録としてはいいかもしれませんが、有用な情報としてはどうかなと感じます。
あなたもハンターになりませんか
この記事は、とてもわかりすく書こうとしている意図はわかります。
イノシシ
徳島県鳥獣被害防止センターというものがあるようです。イノシシ被害対策プログラム、のPDFにリンクできます。PDFはとてもよく書かれています。ここからPDFに入れます。
シカ
イノシシと同様です。シカ被害対策プログラム、のPDFにリンクできます。PDFはとてもよく書かれています。ここからPDFに入れます。
サル
イノシシと同様です。サル被害対策プログラム、のPDFにリンクできます。PDFはよくできています。ここからPDFに入れます。
スズメ
雀おどし爆音機なるものがあるようです。ここからPDFに入れます。
クマ
徳島県の情報にクマのものはあります。「目撃情報あり」ツキノワグマについて、です。
大事なことが赤字で書いてあったり、「動画を撮らないでください」など、現代にあった記事でとてもいいと感じます。徳島県と高知県にまたがる剣山では、少ない数ですがクマが生存しています。
PDFファイル、内容は興味深いのですが、読みづらいです。兵庫県の情報から引用しているものもありました。
ジビエ
徳島県が振興するジビエ事業は見当たりませんでした。
香川
野生鳥獣対策
野生鳥獣に対する情報は充実しています。
イノシシ
イノシシに関する情報は充実しています。パンフレットもとてもいいです。インパクトのあるポスターもいいと思いました。
シカ
シカの被害全般について書いてあるページがあります。小豆島の被害が深刻みたいですね。
小豆島に生息するニホンジカは終戦前後の乱獲で激減し、県は1949年からオスの捕獲を禁止。66年に県民獣に指定し、保護対策を進めた。一方、農林業被害が出始めたため、82年度以降は有害鳥獣として、500~1千頭を生息適正数に捕獲を行っている。県によると、2009年と昨年9月のモニタリング調査で、生息数は約2400頭と推測。生息数の抑制に一定効果があったが、狩猟を解禁すれば乱獲や事故が懸念され、再び絶滅の恐れがあるとして、同部会はオス、メスとも捕獲禁止期間を11月15日から3年間継続することを了承した。
サル
ハナレザルの被害に遭わないためには?、の記事は印象的でした。
クマ
香川県にはクマはいないそうですが、目撃情報はあります。
ジビエ
香川県はジビエ振興していいないみたいですね。
愛媛
野生鳥獣対策
愛媛県の野生鳥獣関係の情報は、自然保護というサイトにあります。
イノシシ
イノシシのページはとてもわかりやすく書かれています(大切な情報は赤字で書かれています)。子供用のチラシもあり、親切です。
シカ
シカに関する報告があります。写真やイラストがあり、読みやすいです。
日本カモシカ
県内絶滅の日本カモシカの目撃情報があり、愛媛県は保護を訴えています。リーフレットも読みやすいです。
サル
ニホンザル適正管理計画というものがあり書かれています。被害は農林作物だけではなく、 生活環境被害や人身被害にも及び、サルと地域住民との軋轢が深刻化しているらしいです。
クマ
クマの情報は、危険生物というページにあります。
愛媛県にはクマの生存は確認されていません。
ジビエ
高知
野生鳥獣対策
高知県の野生鳥獣情報は、「鳥獣対策課」のページで見ることができます。
イノシシ
イノシシの生態と被害対策について、というページがあります。「対策については、野生鳥獣全般にいえることですが、あきらめない姿勢が大切です。」という文言が印象的だと思いました。
シカ
ニホンジカについてのページもあります。ニホンジカとイノシシの狩猟期を延長しています。
サル
サルへの対策のページは充実しています。「「犬猿の仲」を利用して、訓練された飼い犬(モンキードッグと呼びます)によるサルの追い払いも全国で普及が拡大しており、県内でも数頭が活躍中です。」など、興味深い記事です。しかし、もう少し書き方、サイトの見せ方がいいといいのに、と思いました。内容がいいだけに少し残念に感じました。
クマ
ジビエ
九州・沖縄地方
福岡
野生鳥獣対策
鳥獣保護のページがあります。
イノシシ
イノシシの情報、もっと興味をひく書き方にできないでしょうか。事務的な記載に感じます。
シカ
鳥獣対策の基礎、というページが充実しています。しかし、平成21年、既に10年前の資料ですね。
サル
サルの情報、書き方に工夫が欲しいです。
クマ絶滅
九州のツキノワグマに関しては環境省が2012年に絶滅宣言を出しました。
ジビエ
ふくおかジビエ店の一覧表が極めて事務的に書かれています。写真も地図もなく、自分でGoogleマップなどで検索たり、電話してしていきなさい、ということでしょうか。県が認定した店でも行く気が起こらない情報だったら書かない方がいいのに、、、。ホットペッパーグルメを見たらいいですよね。
認定店以外にも、県内でジビエ料理が食べられるお店や、ジビエを購入できるお店がありますが、事務的に羅列してあるだけです。ジビエ振興には興味のない県かもしれません。
佐賀
野生鳥獣対策
佐賀県の野生鳥獣対策は、農業のページから入っていくことになっています。佐賀県の鳥獣対策というページです。県内の野生鳥獣による農作物被害の状況と対策のページから中山間地域を中心に農業生産に大きな影響を及ぼしていることがわかります。
イノシシ
イノシシの害は一つのページにまとめられています。「イノシシによるR2年度の農作物被害金額は約134百万円で、 3年連続で増加。」このような記載、わかりにくいです。グラフに「便宜上」百万円単位で表しているものを、そのままそっくり書いて読者にわかるでしょうか? 約134百万円が約1億3400万円とすぐに分かった人何人いるでしょうか。
カモ
カモの被害もわかりやすく書かれています。しかし、同じ記載方法の問題がありますね。
中型哺乳類(アナグマ・アライグマ・タヌキ)による被害
このページもわかりやすいです。上記と同じ記載方法の問題がありますね。
シカ
目撃情報を集めています。
サル
サルによる農作物被害状況及び対策のページから全体としてはサルの被害は少ない方だが、被害受けた地域の損害は甚大ということがわかります。
クマ絶滅
九州のツキノワグマに関しては環境省が2012年に絶滅宣言を出しました。
ジビエ
佐賀県は特にジビエ振興に力を入れているわけではないようですね。全国ジビエフェアーの情報がありました。外部ページに有用な情報があります。
長崎
野生鳥獣対策
大阪府もまるまる引用している長崎県のHPはさすがに充実しています。
イノシシ
イノシシ対策虎の巻はよく書かれています(他のイノシシ関係の情報も豊富です)。イラストもあって読みやすいです。虎の巻の割にはまるまる大阪府に引用されてますね。
虎の巻(とらのまき)は、門外不出の秘伝が書かれている書。
シカ
シカ対策の手引きも大事なところは赤字で書いたり、写真を多用するなど読みやすいです。
サル
サル出没時の対策について、のページ、これは一読の価値ありです!イラストあり読み物として面白いです。吹き出しでサルが長崎弁使っているところなど、いいですね。
カラス
カラス対策の手引き、はよく書かれています。全国でもこんなにカラス対策に対して書いているページはないかと思います。
アライグマ
アライグマ対策の手引き、もかなり読みやすいです。
タヌキ
タヌキの生態と対策について、のページもよくまとめてあります。
クマ絶滅
九州のツキノワグマに関しては環境省が2012年に絶滅宣言を出しました。
ジビエ
県庁の食堂でジビエ料理が食べられるようです。これはとても珍しいですね。
長崎「市」はジビエのガイドブックを作っています。
熊本
野生鳥獣対策
熊本県は、野生鳥獣の捕獲についてというページがあります。
狩猟者用のパンフレットはカラフルで読みやすいです。
熊本県では全ての鳥獣は愛玩用に捕獲できないそうです。
イノシシ
イノシシ捕獲対策は力を入れているようです。
シカ
シカの目撃情報を県は集めていました。
サル
特に興味深い情報はありませんでした。
クマ絶滅
九州のツキノワグマに関しては環境省が2012年に絶滅宣言を出しました。「くまモン」はいます(笑)。
ジビエ
熊本県が作成したジビエガイドラインがありますが、読みにくいです。
「ジビエ利活用の推進」とHPに書かれている割には、民間のジビエ情報ばかり検索されます。
大分
野生鳥獣対策
鳥獣害対策というページがあります。鳥獣、ジビエの各項目に分かれていて、読みやすいです。この大分県のホームページの配色はとてもセンスがあると感じます。
えづけSTOPの記事、大変興味深く、そしてイラスト付きで読みやすいと感じました。
イノシシ
イノシシ関係で目立つのは、宇目観光猪牧場の紹介です。
シカ
イノシシと共に鳥獣被害対策本部会議のページで状況を見ることができます。
サル
上記ページで対策を見ることができます。
クマ絶滅
手軽に簡単!おうちでジビエ、のページは読んでいて楽しいです。アジアのジビエ料理、は一読の価値あり!です。大変面白く参考になります。他にもジビエ活用ノスヽメ、などよくできています。カラフルで綺麗です。
宮崎
野生鳥獣対策
宮崎県の野生鳥獣対策の一覧表ページは整理されていて読みやすいです。野生鳥獣に関する情報と、関連するページが分けられているのがいいです。
イノシシ
特に目立つ記事はありません。
シカ
シカについては令和4年に福岡、熊本、大分、宮崎、鹿児島の5県で九州山地に生息するシカの一斉捕獲を行なったようです。大変、興味深いです。
サル
サルの出没についてのページもあります。
クマ絶滅
九州のツキノワグマに関しては環境省が2012年に絶滅宣言を出しました。
狩猟税
狩猟税についてという情報が目を引きます。税金の表、縦書き、横書きが混在してちゃんと読めません。こういう技術的なこと、すぐに直せないのでしょうか?
ジビエ
みやざきジビエフェア、というものを開催して、ジビエ普及拡大を促進します。
鹿児島
野生鳥獣対策
鹿児島県の野生鳥獣保護のページは充実しています。
野生生物保護のページは離島がたくさんある鹿児島県ならではの個性が出ています。
イノシシ
管理計画書、情報としてはいいのですが、ページ数が多くしかも開くのが重たいです。ページが突然横向き表示になったり技術的な工夫があったらいいのにと思います。
シカ
シカの情報も同様に感じます。
ヤクシカ
ヤクシカの情報はかなり興味深いです。屋久島世界自然遺産地域の管理と農作物被害について考慮していますね。
サル
特にサルに対しての興味深い記事はありませんでした。
パブリックコメント
上記の動物に対して県民からの質問と県の姿勢の回答が興味深いです。
アマミノクロウサギやシコウランなど
「奄美大島・徳之島の貴重な野生動植物を守り隊」を結成しているようです。
ウミガメ
ウミガメも鹿児島県独自の情報で大変興味深いです。
クマ絶滅
九州のツキノワグマに関しては環境省が2012年に絶滅宣言を出しました。
ジビエ
鹿児島県はジビエ振興しているようです。ジビエフェアがあります。ジビエバーベキューでは無料で、ジビエグルメフェアでは低価格でジビエが食べられるようです。
フレンチシェフ考案のジビエレシピも公開されています(サイトが重いですが)。
沖縄
野生鳥獣
沖縄県の環境部自然保護課のページは大変充実しています。
サンゴ・オニヒトデ対策
サンゴの記事の中では、サンゴ礁保全活動プログラムシリーズが興味深かったです。沖縄のサンゴが永遠に人々から愛され、楽しまれ、美しく保全されていくために努力しているのがわかります。
オニヒトデへの対策はこの県ならではもので、興味深いです。
生物多様性おきなわ戦略
この県ならではの情報です。多いデータですが、全体版と分割版に分かれていて親切です。
ペット
一生うちの子プロジェクトというものがあります。小学校へ出前授業しているらしいです。
ジュゴン
これも沖縄ならではの対策ですね。このジュゴンの情報は興味深いです。
イリオモテヤマネコ
沖縄県では、イリオモテヤマネコの交通事故発生件数は依然として高い水準にあるようです。効果的かつ継続的な交通事故防止体制の構築を提案しています。関連するページでその取り組みが見れます。
ジビエ
沖縄県におけるジビエ振興の情報は検索できませんでした。
総じて沖縄県のページはレイアウト、写真などきれいです。
気づいたこと
大量にある記事の不統一感
県庁の職員は一定の期間で部署の移動があるために、担当者による情報の書き方、などの不統一感が著しいところがありました。部署の移動は、2〜3年、短いところでは1年という場合があるのですね。新しく部署を担当した職員が過去の情報に書き足していくのでしょう。それゆえに、大量にある記事の不統一感、過去の記事をまとめていない、などが目につきました。
そして、一番問題だと思ったのは、検索しづらい、検索できない、という問題です。たとえば、Googleの検索で、「〜〜県 イノシシ 対策」などと検索すると興味深いページ、注意勧告、ポスターなどが出るのに対して、その県のホームページから探そうとするとジャンル分けされている情報などに上がってこない、などの問題がありました。これは、多くの県で同じような状態でした。県民が必要としている情報が探しにくく、それとは別に例えば「第3次〜〜対策報告書」のような報告系の記事がたくさん出てきます。
書き方
全体に誰を対象に書いているのかいまひとつ不明な記事が多いです。農林水産省、厚生労働省へのリンクですませている県も少なくないです。
富山県の食品衛生についての記事、肉を「85度で1分加熱すると大丈夫」、、、のような、間違いではないかと思われる記事がありました。まあ、厚生労働省の書いている「75度で1分以上」よりも高熱なので害は出ないとは思いますが、料理法によっては美味しくないでしょうね。これが、仮に間違って低い温度を書いていたら大問題です!!!死者が出ることもあるのです。
大体において東京都の記事はとても高品質です。優秀な人材が多いのでしょうか。東京都はリンク先も、PDF かWordか選べることもでき、そして発信力があります。
都道府県全国3番目の人口の大阪府の一部の記事がとても不可解でした。「長崎県の情報にリンク」させるものです。
問題かなと思うところでは、岡山県は違う担当者が統一感なくバラバラに情報を書いている印象を持ちました。情報の羅列があったり、いきなりイラストのみの情報が出たりするのでかなり戸惑います。
広島県は野生鳥獣対策にあまりやる気を感じません。 他の問題が大きいのでしょうか。
鳥獣別に
イノシシの北限
イノシシの北限が北に伸びています。冬を越せずイノシシが生息できないとされていた東北北部でも被害が出てきているということです。
シカのジビエ利用
増えすぎたシカはジビエとして活用する自治体が多いと感じました。
サル
心痛い情報、おとり猿です。これはひどいと思いました。こういう問題は、国や自治体がもっと国民に周知させるべきだと感じました。猟銃によるサルの捕獲実績に応じて報奨金を交付する自治体もある中、容易に数を捕獲するために残酷な方法をとることに反対すべきです。
クマ
これはブナの実が凶作だった年はクマが里に出る、という情報を出している自治体がいくつかあり、具体的でいいなと感じました。九州はツキノワグマ絶滅ということが興味深いと感じます。
ジビエ
ジビエ振興に対しては、積極的な自治体と、そうでない自治体がはっきり分かれると感じます。これは、読むとすぐにわかりました。日本のジビエの問題は、法的なことが整備されていないので、そこでも二の足を踏むことがあるのかなと感じました。