今回作った「ぶり大根」/器は九谷焼/徳利は清水焼「鶯徳利」加藤渓山作/盃は出石焼
鰤(ブリ)は冬になると脂がのって美味しくなります。
大根も寒い時期が1番おいしいですね。
このおいしいものとおいしいものを一緒に炊いた「ぶり大根」。
寒い時期にぜひ作っていただきたいお料理です。
鰤(ブリ)はアラを使う場合と、身を使う場合がありますが、今回はアラを使います。
アラの方が魚の旨味が骨から出ますのでより美味しく作れます。
Contents
なんでうまくいかないの!?
魚が生臭い!
アラは生臭みの元となる血合いや内臓の残りなどもありますので、丁寧に下処理をすることがとても大切です。魚の臭みの元である「トルメチルアミン」は水溶性なので、塩をふって20分置いた後、水洗いしてください。さらに霜降りをして、血合いや鱗をとることで臭みが取れますよ。
大根が柔らかく炊きあがらない。
大根は下茹でをしておくことで、柔らかくなり味も染みやすくなりますよ。
材料(2人分)
大根:10cm
水:200cc
酒:200cc
昆布:10cm × 10cm
みりん:60cc
醤油:45cc
ゆず適量
準備
煮汁
鍋に水と酒を合わせ昆布をつけておく
大根
ブリ
大事!霜降りをする
ゆず
作り方
1)酒、水、昆布の入った鍋にみりんを入れ、下処理をした鰤(ブリ)を入れて火にかけ、沸いたら1分ほど炊く
アドバイス
大根にしっかり味を含ませるためには小さめに切った方が良いでしょう。
鰤(ブリ)以外でも他の魚でも同様に作ることができます。
一度冷まして味を含ませた後、もう一度温めると、しっかり味の入った「ぶり大根」になります。