今回作った「ゴーヤチャンプル」器は九谷焼
我が家の小さな庭で家庭菜園をしているのですが、今年はゴーヤでグリーンカーテンを作りつつ、収穫も楽しんでいます。
とても収穫成績が良くて、2株しか植えていないのに、今数えてみたら大小合わせて20個以上実がついています。
毎日色々なお料理の材料として使っていますが、今回はゴーヤ料理の定番、ゴーヤチャンプルーを紹介します。
普通の家庭料理なので、特別なレシピということも無いのですが、美味しく作るコツもお伝えしていきたいと思います。
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Contents
なんでうまくいかないの!?
ゴーヤが苦い
ゴーヤは苦いです。苦いのがゴーヤです。そうなのですが確かに苦いのが好きじゃない方もいらっしゃいますよね。
塩揉みしてから水洗いしたり、下茹でする方法もありますが、せっかくの栄養価も下がってしまうので、出来ればそのまま使って頂きたいです。出来るだけ薄切りにして油で炒めると食べやすくなるので、こちらをおすすめします。
また、緑の濃いものより薄めの色の方が苦味が弱いようです。
ワタの部分が苦いと思っていらっしゃる方が多いのですが、苦いのは緑色の身の部分です。ワタにも栄養があるのでツルンツルンに取らなくても良いのです。固いタネさえ取れればワタが残っていても大丈夫です。
島豆腐が手に入らない
沖縄物産のお店に行くと島豆腐を買えるのですが、なかなか行けませんし、熱々の出来立ての物は手に入りません。
でも島豆腐そのものではありませんが、島豆腐に似た「島豆腐もどき」は作れます。
ポイントは塩をまぶして水切りすることです。
豆腐に下味を付けながらしっかりした食感になるよう豆腐を締めるのです。
卵がパサパサになる
卵は加熱しすぎると水分が抜けてパサパサになります。
熱々の鍋肌でジュワッと火を入れたらひと混ぜして、後は余熱で火を通すとふんわり仕上がります。
材料
- ゴーヤ:1本
- 木綿豆腐:300g
- 塩:3g(豆腐下味用)
- 豚肉:100g
- 酒:15cc
- 塩:小さじ1/3
- 濃口醤油:15cc
- 鰹節:30g
- 卵:2個
- 塩:ひとつまみ(卵下味用)
準備
木綿豆腐
塩を全体にまぶしてキッチンペーパーで包んでザルに乗せ、冷蔵庫で一晩水切りをする(時間がなければ二、三十分置いた後電子レンジで加熱する)
一口大に切る
ゴーヤ
2ミリから5ミリくらいの幅で切る(薄く切るほど苦味が抜けやすいです)
豚肉
3センチくらいに切る
卵
解きほぐして塩で下味を付けておく
作り方
鍋で油を熱し豆腐を入れてこんがり焼き目をつけ、取り出しておく
再び油を熱し豚肉を炒める
豚肉の色が変わったらゴーヤを加えて炒める
豆腐を鍋に戻す
酒、塩、醤油で味付けする
鰹節を加える
卵を加える
ひと混ぜして火から下ろす
アドバイス
豆腐と卵はそれぞれに下味を付けておくと味がしっかり決まります。
豆腐は崩して入れるレシピが多いのですが、盛り付けた時に全体がグチャっとして見えるので、キチンとに切ってこんがり焼き目をつけた方がきれいに仕上がります。
ゴーヤは栄養豊富な夏野菜です。苦味を楽しんで元気に夏をお過ごしください。
完成です!
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