行った!見た!食べた!

ホヤって美味しい?|磯の香がぎゅっと凝縮された海のパイナップル

本投稿にはプロモーションが含まれます。

ホヤはお好きですか?

その前にホヤってご存知でしょうか?

ホヤという生物

海の生物ではあるのですが、貝のようでもあり、海藻のようでもあり、イソギンチャクにも見えるし、、、謎の物体です。

原索動物(げんさくどうぶつ)

実はホヤは原索(げんさくどうぶつ)動物の一種だそうです。原索動物というのは、我々人間と同じ脊椎動物の原点なんだそうですよ。何か見た目は全然違いますけど、、、。

火屋(ホヤと読みます。ランプシェードのことです。)に似ているから、この名前がついているとか。

豊海おさかなミュージアムに詳しい記事を見つけたのでこちらをご覧ください。

ホヤは養殖されている

夏に東北一周旅行をした目的のひとつにホヤがあります。鮮度の良い旬のホヤを東北の美しい景色を見ながら食べたいなぁ。ということで、ホヤを食べに東北へ行ってきました。

ホヤは北の地域で養殖されていて、北海道、宮城県、青森県、岩手県が主な産地です。

ホヤは関東から北で主に流通しているそうで、限られた地域でのみ販売されているようです。ですから神戸に住んでいてもホヤを見かけたことは一度もありません。

私の実家の家族も「何それ?」という状態です。

こんなに美味しいのに食べたことないなんてもったいないですよね。でも、ホヤって好きな方は大好きですが、実は苦手な方も多いのです。好き嫌いがはっきり分かれる食べ物ですね。

私たちは勿論大好きですが神戸で探しても見つからないので普段はネットで買っています美味しい状態で送られてきますので楽しめますよ。

ホヤに出会った時

神戸育ちの私が初めてホヤに出会ったのは、20年前、「日本一周美味しいもの探しの旅」をしていた時です。

岩手県沿岸の磯料理「喜利屋」さんで「ホヤづくし」を頂いたのがきっかけで、ホヤが大好きになってしまいました。当時はネット販売も盛んではなかったので頂く機会が少なかったのですが、今はいつでもネットで買えて便利ですね。

「喜利屋」さんの場所

ホヤは好き嫌いが分かれる

さてこのホヤ、見た目は正直言ってあまり素敵ではありません。ホヤをご存知無い方が見られても決して「美味しそう!」とは思わないでしょう。

海のパイナップルとか言われても、全然味が違うし。磯の香りをぎゅっと濃縮したような味です。

さあ、ここで好きか嫌いか分かれますね。磯の香りが好きな方はホヤも結構お好きだと思います。磯の香りが苦手な方は、うーん、残念ながら無理かも、、、。

しかたないですね、世の中には他に美味しい物がたくさんありますから諦めて頂いた方が良いかもしれませんね。

それくらい好き嫌いがはっきり分かれると思います。

ホヤの食べ方

ホヤの美味しい食べ方は色々あります。

ホヤの刺身

まず王道はお刺身。

磯の香りを一番味わえる食べ方ですね。

気をつけなければいけないのは、ホヤは元々海水と同じ塩分濃度の塩味なので、お醤油をつけすぎないようにすることです。

しょっぱくなってしまいますからね。

ホヤの酢の物

次は酢の物も定番の食べ方です。

お酢のチカラで磯の香りが少し和らぐのではないでしょうか。ホヤは加熱しても美味しく頂けます。

蒸しホヤ

私のイチオシは「蒸しホヤ」です。

お刺身とは違う味になっています。磯の香りは随分和らいでいるので、これなら多くの方に楽しんで頂けそうですね。

お料理屋さんでも頂けますし、お家でも作れます。今回は八戸の「八食センター」で買いました。

旨味が凝縮されて濃厚な味になっています。

焼きホヤ

焼きホヤもいいですね。

ホヤを殻ごと縦に割り、内側をキレイにして焼くだけです。今回私たちはキャンプ場でバーベキューしましたよ。

ホヤの炭火焼きです。辺り一面磯の香りでいっぱいになっています。

殻から外すと身がプリンプリンです。

他にもホヤフライ、天ぷら、バター焼、等等美味しい食べ方がありますよ。

ホヤの殻

そして、忘れていけないのはホヤの殻です。

ホヤの殻は捨てちやいけません。

ホヤの殻はとても良いダシが出るのです。

ホヤの殻をしばらく煮るだけで、旨味たっぷりの上品な出汁ができます。殻を少し焼いてから煮出すのも香ばしくていいですね。

キャンプ場で朝ごはんにお味噌汁を作っています。昨日の焼きホヤの殻の出汁を使っていますよ。

ほら、だんだんホヤが食べたくなって来たでしょ。私も食べたくなって来ました。

また注文しようっと。

「ホヤぼーや」

気仙沼には「ホヤぼーや」というキャラクターがいてホヤの美味しさを全国に広めようと日々奮闘しているようですよ。

https://kesennuma-kanko.jp/hoyaboya/

また、ほやほや学会という組織も発足しホヤを広める為の情報を発信されているようです。

https://hoya-hoya.com/

ホヤファンとしては、心から応援したいですね。

こちらの記事もオススメ!