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りんご酒|幻の蜜入りりんご「こうとく」とブランデーで果実酒を作った|レシピ・作り方

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りんごの季節に奥久慈へ行ってきました。ちょうど紅葉が盛りで、奥久慈にある袋田の滝は紅葉を求めて訪問したたくさんの観光客で賑わっていました。

この袋田の滝のある奥久慈はりんごの産地としても有名なのです。

奥久慈りんご

奥久慈りんごは、大子町の寒暖の差が大きい土地で育ち、樹上で完熟させてから収穫されるので、とても甘くてみずみずしいのです。果汁がしたたり落ちるほどみずみずしいのですよ。

熟して初めて収穫するため市場にはなかなか出回りません。地元でしか食べられないのです。だから多くの方がわざわざ奥久慈へりんごを買いに来るのですね。

今回、私たちは奥久慈のりんご園へ伺いました。「根本りんご園」です。

りんごにもいろいろな種類がありそれぞれ香り、酸味、甘味、食感など違った特色があります。こちらのりんご園にも複数の種類のりんごが売られていました。

「こうとく(高徳)」というりんご

こちらのりんご園では、「こうとく」という普段スーパーや果物屋さんでは見かけない品種を買いました。珍しいだけでなく、香りも味も素晴らしいので人気があるようです。まるで、パイナップルのような甘い香りがするのですよ。

「こうとく」は1985年に品種登録されました。しかし、小玉で色づきも悪く、品質にもバラつきがあったことから、やがて市場から敬遠され、栽培者も激減したのです。消滅の危機さえあったという話を聞きました。長い間市場に嫌われ続けた結果、「幻の密入りりんご」と言われてきました。後ほど、「こうとく」を切った断面をお見せしますが、この「蜜」が「こうとく」の特徴の一つです。

「りんごの蜜」の正体は自然の甘味成分なのです。葉で作られた甘味成分が、果実の中で糖になり、完熟期に飽和状態になります。そして、果肉に溢れて蓄積します。これが「りんごの蜜」の成分なのですね。この「蜜」を見ただけでも「美味しそう!」と気持ちが高ぶります。

よく見るYouTubeのチャンネルにも「こうとく」が取り上げられていました。

今回訪れたりんご農園では「こうとく」は大変人気で、なんと1人1袋ずつしか買うことができませんでした。私たちは2人だったので1つを自宅用に、もう1つをお友達に買いました。

やや小ぶりなのですが、果汁たっぷりで甘くて、それはそれは美味しいりんごでしたよ。

生食がもちろんいちばん美味しいのですが、他の品種のりんごもたくさん買ったので、りんご酒は「こうとく」使って作ることにしました。

「こうとく」をカットすると「りんごの蜜」が現れました!

りんご酒といえばシードルを思い浮かべますね。シードルは醸造酒なのでもちろん作る事はできませんが、アルコール度数20度以上のお酒に果物を漬け込んで作るりんご酒は合法なので大丈夫ですね。

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材料

りんご : 500g

レモン : 1個

氷砂糖 : 100g

ブランデー : 1リットル

準備

りんご、レモンはきれいに洗って水気をとっておく

保存瓶を消毒しておく

作り方

りんごを皮ごと1センチ幅に切る

レモンを輪切りにする

保存瓶にりんご、レモン、氷砂糖を交互に入れ、最後にブランデーを注ぎ入れる

アドバイス

氷砂糖が溶けてしまえば飲むことはできますが、半年程おくと、しっかりりんごとレモンの香りがブランデーに溶け出してとても美味しくなります。

りんごの種類によって香りが違うのでいろいろな品種で試してみるのも楽しいですね。

香り付けにシナモンスティックを漬け込むとアップルパイのようなりんごブランデーができますし、他にも違うスパイスを漬け込むのも面白いかも知れません。

炭酸で割ったり、オンザロックにしたり、カクテルのベースにして楽しんでみたいと思います。

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袋田の滝

今回訪れた袋田の滝については大子町のホームページに載っていたので引用します。

日本三名瀑のひとつに数えられる「袋田の滝」。高さ120m・幅73mの大きさを誇ります。滝の流れが大岩壁を四段に落下することから、別名「四度(よど)の滝」とも呼ばれ、その昔、西行法師がこの地を訪れた際、「四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣味わえない」と絶賛したことからとも伝えられています。袋田の滝・生瀬滝は、平成27年3月10日に国の名勝に指定され、さらに、袋田の滝は平成27年10月には、恋人の聖地に選定(NPO法人地域活性化支援センター)されました。

なるほど、日本三大名爆の1つだから全国から多くの観光客が訪れるのですね。

日本三大名爆

日本三大名爆とは、この茨木県の袋田の滝、栃木県の華厳の滝、そして和歌山県の那智の滝です。

私たちは滝を見るのが大好きなので、日本中にお気に入りの滝があるのですよ。

今回訪れた袋田の滝はさすが名爆とあってきちんと整備されており、今回のようにハイシーズンとなると警備員の方々が大勢配備されていました。

お店もたくさん並んでいて、飲食店やお土産屋さんも多く、とても賑やかな雰囲気です。

鮎やこんにゃくの田楽、お団子などを囲炉裏で焼くのが名物で、おいしそうな匂いに食欲をそそられます。

紅葉した色とりどりの木に囲まれた滝は圧巻でまるで1枚の絵のようでしたよ。

また行ってみたいところでした。

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