レシピ

穴子のソテー|慣れれば捌けるようになる美味しい食材

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今回作った「穴子のソテー」

「外道」で釣れた穴子

淡路島で、お昼過ぎから釣りをしていました。スズキ狙いでした。釣れたらカルパッチョにしようかなと思っていました。

しかし、全くアタリはなく、これはボウズ(釣りで言うボウズとは、魚が1匹も釣れないこと)かなと思っていました。

釣れなくて、渋い表情の愛犬「白鳥麗子さん」と筆者

暗くなって気温も低くなってきました。諦めて帰ろうと思ったら、「チリン!」、竿につけている鈴がなりました。「まさか!」と思いリールを巻くと、最後の最後にやっと一匹釣れました!

穴子です

せっかくなのでソテーにして食べることにしました。

穴子はこのように「外道」(目的以外の魚)で釣れてしまうことが多いです。

捌き方を覚えてしまえば誰でも料理出来ますし、釣りたての穴子は臭みが無くて本当に美味しいです。

また、魚屋さんでも手に入ることがありますよ。

焼き穴子や煮穴子は、召し上がることが多いと思いますが、ソテーはとても簡単で美味しいので、こちらもお勧めです。

何でうまくいかないの?

いつ釣れるのか

穴子は夏が旬です。しかも夜(大体、日没から1時間後から)に釣れるので、夏の夜釣りにぴったりです。(今回は冬の釣りになりましたが)仕掛けは簡単で岡から釣る場合、「ブッコミ釣り」というシンプルな釣法です。初心者でも比較的簡単に釣れます。基本「待ち」の釣りです。場所は海底が砂地がベストです。夏以外でも釣れますが、あまり数は期待できません。しかし型が大きいことがあります。

釣りに行けなくても魚屋さんで買えるのでご心配なく!

穴子が捌けない

長い魚って確かに捌くのが難しいです。

何度も練習しているうちに上手になるので良ければチャレンジしてみて下さい。何でもやってみると楽しいものです。

魚の骨の形をイメージしながら卸すとうまくいくかもしれません。

穴子の中骨は上半身は三角形になっていて、下半身は平らになっているので、包丁を骨の角度に合わせると結構うまくいきます。

面倒でしたら魚屋さんに卸して貰うのが1番楽ですね!

包丁

僕はよく穴子を釣るので、「穴子包丁」を持っています。一般的な包丁で穴子を捌く場合、包丁の先端をよく研いでくださいね。切れない包丁ほど危険です。(力を入れてしまったり、刃が滑ったりするので)

魚が生臭い

泳いでいた穴子を魚屋さんが活け締めしたのであれば、臭みの心配はありませんが、開いた状態で売られている場合は、臭みが出てきているかもしれません。

その場合は、塩をして30分くらいおいた後、水洗いをして臭みを抜いてくださいね。

材料(穴子2匹分)

穴子:2匹

塩:魚の上身(じょうみ/捌いて卸し、骨などを取り除いた魚の身)の1パーセントくらい

ニンニク:ひとかけ

オリーブオイル:適量

コショウ:適量

ベビーリーフ:適量

プチトマト:6個

準備(関西風腹開き/今回は尾崎ゆかりが担当)

1)穴子の表面のヌメリをスチールタワシでこすり落としてしっかり洗う

2)穴子の肛門から頭まで逆包丁を入れる

3)包丁で内臓を取り出す

4)穴子に目打ちする(ここでは目の近くにキリを打っています)

5)頭の後ろに切り目を入れる

6)頭近くの切り目から肛門近くまで身を貫通させないように包丁を入れる

7)6)の場所からは左手で身を押さえつつ、身に包丁をい入れます。尻尾の先端は食べにくいので切って落とします。

8)この後に骨を取りやすいように骨の近くに包丁を入れる

9)頭の近くの骨にきっかけを作る

10)包丁を進めて、中骨をはぎとります

11)頭を落とす

12)背ビレ、腹ビレ、を落とす

13)食べやすい大きさに切る

14)塩を振って30分おき、表面の水分を拭き取る

作り方(今回は尾崎ゆかりが料理)

1)フライパンにニンニクとオリーブオイルを入れて火にかける

2)オリーブオイルが温まったら穴子を入れて両面焼く/身を菜箸で少し抑えながら焼くと両面よく火が通ります

3)盛り付けて、ベビーリーフ、プチトマトを添える

アドバイス

どんなお魚でも作り方は同じです。

スズキでもキスでもメジナでも、釣ったばかりの新鮮なお魚ならどれでも美味しいです。

お店で買ったお魚の場合は、臭みを抜く事(塩を振ってその後洗う)をお忘れなく!

穴子は釣れても捌けないからと、捨ててしまう方が多いです。しかし、これからは頑張って捌いてみてください。今まで捨ててしまっていた事を後悔すること間違いなしです。

泳がせて持ち帰らない場合は、頭の後ろに包丁を入れて活け締めして持ち帰るといいですね。

夏の夜の涼しい風に当たりながらの穴子釣りは最高ですよ!

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