レシピ

アクアパッツァ|見た目が豪華な漁師料理

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今回作ったアクアパッツァ/淡路島から大阪湾を望む

釣った魚で料理

釣りが好きです。自然が相手なので、釣れる時も全く釣れない時もあります。

魚が釣れると、まず、この魚どうやって食べようかなと考えますが、この時が一番楽しいですね!

今回は、小さめですが白身の美味しそうな魚が釣れたので、丸ごとアクアパッツァにしてみました。魚はベラと黒鯛です。

アクアパッツァとは、南イタリアの料理で、「狂った水」という意味です。

「アクア」の意味は水。そして「パッツァ」の意味は、「暴れる」「狂った」など。食材が入っている鍋に水を注ぐ際、油に反応し水が暴れるような様子から名付けられたといいます。元々は漁師さんのお料理で、船の上で海水を使って作っていたとの説もありますよ。

何でうまくいかないの?

釣りに行けない

魚屋さんで好きな魚を買ってきてください。一尾丸ごとの方が見た目が豪華ですが、もちろん切り身でも大丈夫です。白身の魚をお勧めします。

魚が生臭い。

釣りたての魚だとあまり生臭みはありませんが、しっかり鱗を落として内臓を取り除き、キレイに洗う事が大切です。

魚の生臭みは水溶性なので、軽く塩を振って20分または30分おいて表面に臭みと水分を引き出し、水で洗い流すと良いでしょう。

どれくらい煮たらいいかわからない

加熱し過ぎると魚がパサパサになります。

加熱時間はトータルで15分くらいです。魚の厚みで加減して下さいね。

煮ている間絶えず煮汁を魚にかけて、表の面にも火が通るようにしてください。

スープが乳化しない

スープに動きがないと、水分と油は分離したままです。

しっかり沸かしてスープを掬っては魚にかけて掬っては魚にかけてを繰り返してください。だんだん白濁してキレイなクリーム色になっていきますよ。

塩っぱくなっちゃった

魚に予め塩をしてあるので、最後にスープの味を見てからスープの味付けをしてくださいね。

スープの旨味が足りない

水分が多すぎると魚の出汁が薄まって水っぽくなってしまいます

魚が半分浸かるくらいの水分量を保つようにしてください。

鍋が大きすぎると、その分水分が増えるので、「魚の大きさにぴったり」のお鍋を選んでくださいね。

材料

白身魚:20-25㎝くらいの物 2尾

塩:小さじ2(魚用)

ニンニク:ひとかけ

アサリ:100g

ドライトマト:適量

パプリカ:半分

しめじ:1/2パック

オリーブオイル:大さじ3

塩:適量

イタリアンパセリ:適量

準備

1)魚の鱗を引き、内臓を出して水洗いする。

2)魚に塩を振って30分おき、水で洗い流す。

3)魚に切り込みを入れておく

4)アサリは砂出しをしておく

5)ドライトマトは水で戻しておく

6)パプリカ 食べやすい大きさに切る

作り方

1)フライパンにオリーブオイルを敷き、

2)潰したニンニクと魚を入れる。

3)弱めの中火で魚の盛り付ける面からじっくり焼き目をつける

4)焼き目がついたらひっくり返し裏面も焼く

5)両面焼き目がついたら魚が半分浸かるくらいの水を入れ、強火で沸かす。(ここで水が暴れますね)

6)常に湧いている状態(大事!)の火加減を保ち、絶えず魚に煮汁をかけながら煮る

7)アサリを加え、口が開いたものから取り出す(アサリを煮すぎると身が小さく、硬くなります)

8)ドライトマトを加える

9)パプリカを加える

10)水分が減ってきたら適宜水を足す

11)アサリをフライパンに戻して温める

12)オリーブオイルを加え、しっかり沸かし、煮汁を魚にかけながら乳化させる

13)味を見て足りない分だけ塩を足す

14)火を止めて盛り付け、イタリアンパセリを散らす

アドバイス

魚を釣ったその場で作れるのでアウトドアにぴったりですね。もちろんお家で作っても見た目が豪華なので盛り上がります。

魚の下準備は他の煮魚料理と同じです。生臭みを落としてスッキリ仕上げてくださいね。

野菜は、プチトマト、ブロッコリーなど、お好みの物を使ってください。彩の良いものがいいですね。

完成です!

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