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山形のだし|これは万能!作り置きすると重宝する!レシピ・作り方

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「だし」、と言えば鰹と昆布の出汁ですよね。ところが「山形の」が付くと全く別の物になります。知る人ぞ知る山形の郷土料理、「だし」です。

山形の「だし」の山形県

山形県は東北の日本海側に位置し、東京から概ね北に300km、山形新幹線で約3時間の距離にあります。

一般には、全国生産量の7割を占める「さくらんぼ」で知られていますね。

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蔵王、月山、鳥海、吾妻、飯豊、朝日と日本百名山に数えられる秀麗な山々に囲まれ、南から連なる米沢、山形、新庄の各盆地と庄内平野を「母なる川」、最上川が流れる、美しい自然に恵まれた地域です。私たちは山形が大好きです。

庄内平野から鳥海山を望む/この写真は2022年、鶴岡市を訪れたときに撮りました。広々とした庄内平野が印象的でした。庄内地方は東北地方の南端、山形県の日本海側に面した地域です。北に鳥海山(2,236m)、東側には出羽丘陵が広がり月山(1,984m)へとつながっています。総面積24万ヘクタール。この山々の裾野から日本海に向かって広がる平野が庄内平野なのです。

羽黒山にて

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山形の「だし」の由来

山々に囲まれた山形県村山地方の夏は高温多湿で大変厳しく、食欲もなくなります。しかも畑や田んぼの仕事に追われる農繁期です。

この暑さを元気に乗り越えてご飯をたくさん食べられるお料理が、この「だし」なのですね。

お料理とは言っても、特に難しい行程がある訳ではなく、夏野菜や香味野菜を刻んで醤油で味付けするだけです。忙しい時でもサッと作れるスピード料理なのですね。

しかも、材料は特に決まりはなく、100軒の家があれば100種類の味があるそうですよ。

農林水産省の「うちの郷土料理」にも紹介されていました。

主な材料はきゅうり、ナスなどの夏野菜と茗荷、生姜、青紫蘇などの香味野菜です。全てを細かく刻んだら、醤油などの調味料で味付けするだけ。簡単ですね。

しかも、お家で作らなくてもスーパーや食料品店で普通に売ってます。お値段もリーズナブルなのでお手軽ですね。

今回私が買ったのは、こちら。

マルハチという山形県のメーカーです。山形県を旅行していたら、あちこちで売られていました。人気商品なのでしょうね。

何と漬物王子がいるのですね。一度お会いしてみたいです。

入っている材料は、きゅうり、ナス、昆布、ネギ、茗荷、大葉です。定番の材料ですね。食べてみると水分が多めでトロトロしています。香味野菜の香りが爽やかです。

昆布の出汁も効いていて食欲が増す味付けですね。冷奴にのせて頂きましたが、とても良く合います。他にも素麺や白ごはんに乗せたり、焼き魚に掛けても美味しそうですね。ドレッシング感覚で野菜にかけるのも良いと思います。

山形県だけでなく日本中で作ればいいのに!私も夏はこれで乗り切ろう!

作るのが面倒な方は、ネットで購入出来ます。

身近な材料で作ることが出来るので冷蔵庫に常備しておくと便利ですよ。

我が家で普段作っているレシピを紹介しますね。

山形の「だし」材料

きゅうり:1本

ナス:1本

茗荷:2個

小ネギ小口切り : 適量

大葉: 適量

生姜みじん切り : 適量

塩:小さじ1/3

出汁醤油:大さじ1

昆布:10g

鰹節:10g

山形の「だし」作り方

きゅうり、茗荷を5ミリ角に切る

ナス、大葉を5ミリ角に切ってサッと水にさらし、しっかり水分を切っておく

 

きゅうり、ナス、茗荷、大葉、小ネギ、生姜をボウルに入れる

塩、出汁醤油で和える

納豆昆布、鰹節を加えてよく混ぜる

冷蔵庫で2、3時間おくと野菜から水分が出てきますが、納豆昆布がその水分を吸収して、良い感じのトロトロネバネバになります

山形の「だし」作り方・アドバイス

野菜はオクラ、長芋、トマトなどお好きな野菜を使ってください。

野菜を細かく切るとトロトロになりますが、大き目に切ると歯応え シャキシャキに仕上がります。

出汁醤油がなければ濃縮の麺つゆや、白だしで代用できますよ。

昆布は水分を吸収してネバネバになる物をおすすめします。今回使ったのは「がごめ昆布」です。塩昆布で代用すると、昆布が溶けてしまい、ネバネバもあまり出ないのでおすすめしません。

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身近な材料で簡単に作れるので、もう山形県に行かなくてもお家で山形旅行気分を味わうことができますね!

ご飯にもあいますね。

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