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北海道に行った
私たちは、2026年6月に北海道に行きました。稚内から足を延ばして礼文島に行きました。北海道の北端に行くのであれば、せっかくだから礼文島に行こうと思ったわけです。

ホッケという魚
ホッケはよく開きで売っていますね。大きく脂がのったホッケはとても美味しいですね。
ホッケ(𩸽、Pleurogrammus azonus)は、ペルカ目アイナメ科ホッケ亜科に属する冷水性の魚。成長にしたがって、アオボッケ、ロウソクボッケ、マボッケ、ネボッケと呼び名が変わる。地方名にはタラバホッケ、チュウホッケ、ドモシジュウ、ホッキ、ボッケアなどがある。
ホッケの獲れるところ
ホッケは春には餌を食べるために、秋には産卵のために沿岸に集まる習性があるため、北海道の沿岸では5月~7月と11月に多く漁獲されています。
ホッケは漢字で「魚偏に花」と書くだけあって、北海道に桜が咲き始める頃が脂ののりが良くなる目安。5月から7月にかけて漁獲されるホッケが、脂ののった最高の開きホッケになるわけです。
生のホッケが手に入る方は、塩焼きやフライ、ちゃんちゃん焼きでも美味しくいただけますよ。
ホッケの産地として有名な、羅臼・礼文・積丹などの地域では、この時期に鮮度の良いホッケを水揚げするために、日網漁(夜に刺網を仕掛け、早朝に網揚げる漁法:網を仕掛ける時間が短く、大漁に漁獲することはできませんが、生きたままホッケを水揚することができます。)に取り組み、鮮度の良いホッケを出荷しています。
これらは、日本で流通するホッケのほとんどを占め、道内各地で水揚げされます。
ホッケの漢字
ホッケの漢字は魚へんに花の「𩸽」と書きます。
ホッケの語源
「ホッケ」の名前は、蝦夷地開拓時代に法華経を説いたお坊さんが、ホッケの旨さを広げたことに由来すると言われています。また、漢字の「𩸽」のつくりの「花」から「北の花」→「ほくか」→「ホッケ」となった説もありますよ。
実は日本で作られた漢字「𩸽」
漢字の「𩸽」は日本で作られた国字で、幼魚の体色が美しい青緑色をしており、群れで泳ぐと花のように見えることに由来するのだそうです。他にも、産卵期のオスがコバルト色になり、鮮やかな唐草模様が見られることに由来する説もあります。
本当に鮮やかな青緑色ですね。群れで泳ぐと綺麗でしょうね。
ホッケの中国語表記
ほっけ(魚)の中国語は「花鲫鱼(簡体字:花鲫鱼 / 繁体字:花鯽魚)[Huā jìyú]” や「远东多线鱼(遠東多線魚)[Yuǎndōng duōxiànyú]” と表記されます。
日本語とずいぶん違いますね。
ホッケの流通は難しい!
ホッケはよく干物の開きで売っていますね。実はこれには訳があります。ホッケの流通における具体的な難しさは以下の通りなのだそうです。
- 鮮度の維持(非常に傷みやすい)
ホッケは非常に鮮度が落ちやすい魚で、冷蔵技術や物流網が未発達だった時代は北海道以外でほとんど流通しませんでした。現在でも生のまま遠方へ運ぶのは難易度が高いです。 - 寄生虫リスク(アニサキスの身への移動)
他の魚と同様に内臓にアニサキスがいることがありますが、ホッケは死後1時間ほどで内臓から身の方へと移動してしまいます。このため、生食(刺身)での流通が極めて困難であり、鮮度が良いうちに開いて処理する必要があります。 - 資源量の減少と価格高騰
国内では資源の枯渇に対する懸念から漁獲枠の制限(任意の削減目標など)が行われており、国産ホッケの仕入れ値が高騰しています。そのため、ロシアや米国などの海外産(シマホッケなど)に頼らざるを得ない状況も流通の難しさに拍車をかけています。
以上の理由より「干物」で流通するのが一般的です。
礼文島に行った!
礼文島(れぶんとう)は、北海道の稚内市から西方約60kmの日本海上に浮かぶ日本最北端の離島です。アイヌ語の「レプンシリ(沖の島)」を語源とし、別名「花の浮島」とも呼ばれるように、約300種の高山植物が咲き誇る自然豊かな島として知られています。
礼文島にはハートランドフェリーで行った
ハートランドフェリー
北海道と利尻島、礼文島を結ぶ離島フェリー航路を運航している。以前は、サハリン(樺太)のコルサコフ港(旧・大泊)への国際航路も運航していた。旧称は東日本海フェリー(ひがしにほんかいフェリー)。
ハートランドフェリーの情報(運賃/時刻表/予約方法)はHPで検索ください。
ちゃんちゃん焼きとは
ちゃんちゃん焼き(ちゃんちゃんやき)は鮭などの魚と野菜を焼いて味噌などで調味した日本の郷土料理。北海道や青森県の漁師町の名物料理である。
ちゃんちゃん焼きは、2007年に農林水産省の主催で選定された農山漁村の郷土料理百選において、ジンギスカン、石狩鍋と共に、北海道を代表する郷土料理として選出されている。また青森県深浦町では、30年以上にわたり定期的に「津軽チャンチャンまつり」と呼ばれるイベントが開催され、ちゃんちゃん焼きが振る舞われている。
礼文島にある「炉ばた ちどり」に行った
礼文島にある「炉ばた ちどり」の「ホッケのちゃんちゃん焼き」は、元々は地元の漁師たちが食べていた浜料理(漁師料理)がルーツです。「炉ばた ちどり」がメニュー化したことで全国的に知られる名物となったらしいです。「ホッケのちゃんちゃん焼き」は、「炉ばた ちどり」での提供が始まってからすでに40年以上の歴史があるらしいですよ。
まず私たちは、「炉ばたで焼くか?」と聞かれました。「はい」と答えた私たちは「炉ばた」席に通していただきました。
「炉ばた ちどり」の営業時間などの情報
ランチ 11:00~14:00
(L.O.13:30)
ディナー 17:00~20:00
(L.O.19:30)
営業時間・不定休日あり/定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
「炉ばた ちどり」の「ホッケのちゃんちゃん焼き」の特徴
- 生の根ボッケを使用:一般的に流通している干物ではなく、島で獲れたての新鮮な生ホッケ(脂の乗った根ボッケ)を使用します。
- 独自の焼き方と味付け:ホッケを背開きにして皮目から炭火でじっくりと焼き、身の上に特製の味噌と長ネギを乗せます。
- 食べるスタイル:炭火で焼かれ、火が通って身が白くほぐれる端から、味噌とネギを絡めながら順次食べていくスタイルです。
「炉ばた ちどり」の「ホッケのちゃんちゃん焼き」実食!
炭の上で、味噌とネギを乗せたホッケを焼きます。
ホッケの焼けたところから身をほぐして味噌と混ぜます。
美味しそうですね。
「ホッケのちゃんちゃん焼き」味の感想
実は僕はホッケってあまり美味しいという印象は持っていなかったのです。学生時代に東京でホッケの開きを食べたのです。流通のそんなに良くない昔のことで、それも鮮度もそんなに良くないものだったと思います。
しかし、今回のホッケの開きには驚きました。なんと言っても鮮度が違います。「美味しい!」単純ですが、それが第一声でした。一番の印象は、「生のホッケを使っている」ということで、味が違うと感じました。ホッケといえば、干物を食べるというイメージですが、この生のホッケは確かに味が違います。ホッケの脂のおいしさも感じます。そして、焼けたホッケの身に味噌を混ぜて食べるのですが、この味が絶妙の組み合わせです。ネギの香りもおいしさを助けていると思います。
「ホッケのちゃんちゃん焼き」、驚きました。礼文島を訪れた際には、ぜひ「ホッケのちゃんちゃん焼き」を味わってください。
