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淡路島には美味しいものが多い!
淡路島には数々の名物があります。
おいしいものの宝庫であり古来から御食国(みけつくに)と呼ばれて来た淡路島です。
御食国(みけつくに)は、日本古代から平安時代まで、贄(にえ)の貢進国、すなわち皇室・朝廷に海水産物を中心とした御食料(穀類以外の副食物)を貢いだと推定される国を指します。淡路島もその一つなのですよ。
\私たちが食べた由良の幻のうに!/
『延喜式』によると、淡路国は旬料・節料として「雑魚」を贄として納めることが記載されている。以下でも述べるように、淡路国は海人(あま)を束ね、高橋氏と同様に内膳司の地位を争った阿曇氏が支配していた地域であった。また若狭国・志摩国と同様に田畑が少ないにも関わらず一国として成立していた特殊性を見ることもできる。
これらの贄は、都へは上り、下りとも7日間を要したとある。陸路より日数が掛かっており、運搬は船を使って平安京に運ばれたと考えられる。
ウィキペディアより
淡路島は、海の幸、山の幸が豊富で様々なおいしい食材に恵まれています。
私たちもよく淡路に行きます。そして、魚を釣ったり、野菜を買ったり、とても楽しく過ごしていますよ。
淡路島は、瀬戸内式気候で年間の平均気温が16度。温暖な気候ですのでおいしいものが育ちやすいのですね。
淡路島の食料自給率!
カロリーベースでみた日本の食料自給率は、50年前には80%近くあったのですが、今や40%にも届かない状況です。
しかし、淡路島の食料自給率は、110%です!淡路島には保存食の文化がないようです。もしかしたら古代から飢餓や飢饉がなかったかもしれません。すごいところですね!
淡路島に行くには
私たちは神戸に住んでいるので、明石海峡大橋で手軽に淡路島には行けます。
明石海峡大橋(あかしかいきょうおおはし)は、兵庫県神戸市垂水区東舞子町と淡路市岩屋とを結ぶ明石海峡を横断して架けられた吊橋。全長3,911 m、中央支間1,991 mである。反対側の淡路と徳島を結ぶ線には大鳴門橋がある。本州と四国を結ぶ3本の本州四国連絡橋(本四架橋)ルートの一つ「神戸淡路鳴門自動車道」の一部として供用されている。
愛犬「白鳥麗子さん」と明石海峡大橋
今回行った南あわじ市
南あわじ市は私たちもよく行きます。南あわじ市といえば、「人形浄瑠璃」です!
淡路人形浄瑠璃は一見の価値がありますよ!
淡路人形浄瑠璃の起源は、室町時代末に西宮神社に仕えていた百太夫という傀儡師(人形遣い)が、三原郡三条村(南あわじ市市三條)に来て、地元の人に人形操りの技を伝えたとの説が有力です。
江戸時代には阿波藩主・蜂須賀氏の支援を受け、享保・元文の頃(18世紀はじめ)に最も栄え、上村源之丞座、市村六之丞座など島内に40以上の座本があり、全国を巡業して人形浄瑠璃文化を伝えてきました。北は東北、南は九州一円での興行記録が残っています。全国各地に今も残る100か所以上の伝統人形芝居の多くは淡路座の影響を受けており、淡路島が人形芝居のルーツと言われています。
明治時代になると新しい芸能に人気を奪われ衰退しましたが、伝統芸能を見直す気運の高まりとともに、喜怒哀楽を情緒豊かに表現する舞台芸術が内外ともに高く評価され、昭和51年に国指定重要無形民俗文化財に指定されています。
「絶景レストラン うずの丘」に行った
「絶景レストラン うずの丘」は名物の「うにしゃぶ」や淡路島創作料理コンテスト最優秀賞作品など、他にも目を離せないメニューがたくさんあります。そしてロケーションが素晴らしい!鳴門海峡を見下ろしながら、食事ができます!
「絶景レストラン うずの丘」の情報
所在地
〒656-0503 兵庫県 南あわじ市 福良丙 936-3 うずの丘 大鳴門橋記念館
営業時間
10:00~15:30(~15:00オーダーストップ)
※終了時間が近づいてもなお、多数のお客様にお待ちいただいている場合、受付を予定より早く締切らせていただく場合がございます。
定休日:火曜休館(祝日の場合&長期休みは営業)※詳しくはHPでご確認ください。
電話
お問い合わせ:0799-52-2888
カーナビ電話番号:0799-52-2888
予約
不可
レストラン
「絶景レストラン うずの丘」に到着
バックに鳴門海峡が見えます。
周りを見渡すと、「玉ねぎ」の形をした席もありました。
海鮮うにしゃぶを注文!
美味しそうなメニューがたくさんありましたが、「海鮮うにしゃぶ」を注文しました。
「海鮮うにしゃぶ」実食!
「海鮮うにしゃぶ」の御膳が私たちのテーブルに到着しました。パッと見ても豪華で美味しそう!
濃厚うにスープからいい香りがしてきます。この中に海鮮串を入れてしゃぶしゃぶしながら味わうのですね。
そして、生ウニの板「逆さウニ」、白ご飯、小鉢(小)が付いています。
まずは「逆さウニ」
このうには、塩水だけで洗って出荷されるが、時間がたつと変色する腹側をあえて見るものです。いかに、新鮮かということをアピールしているのですね。
これは由良の赤うにです。うにそのものの味を味わいたく塩で食べましたが、置いてあった甘めの醤油をつけて食べたら最高でした!
海鮮串はタイとカンパチです。そのまま刺身でも美味しいのに、うにでしゃぶしゃぶするなんて贅沢ですね。
うにのスープはちょっと甘めです。
最後にうにのスープを雑炊にしましたが、、、美味しいに決まってる!という感想の味でした。
由良の赤うに
夏場に獲れる由良の「赤うに」は、京阪神はもとより東京の市場でも「平戸」「壱岐」と並び、圧倒的なブランド力を誇るそうです。その味は、口に入れた瞬間にふわっと広がる磯の香りと、上品な甘さが特徴です。
「赤うに」は、ムラサキウニに比べ水深の深いところに生息しており、なおかつ岩の下に潜りこんでいます。獲ることが難しいのです。そして、赤うには少しでもキズをつけてしまうと、みずからトゲをすべて外してしまい、死んでしまいます。それゆえに、扱いが難しく、漁獲量も年々減っていることから、今ではめったに市場に出回りません。
由良漁協の組合員は約200名ほど在籍していますが、由良沖でウニ漁をおこなう組合員は15名ほど!これは全体の1割もおらず、由良沖で獲れた純由良産の「赤うに」と言えば、これはもう「幻のうに」なのです!