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肉の中まで火が通らない？
よくある問題として、肉の表面は火が通っているのに、中までは火が通っていないということがあります。
肉の焼き方の種類｜レストランでの注文でも参考に焼き加減は目と指で
肉の焼き加減を確かめる一番いい方法は、料理人が目と指の感覚で確かめることです。プロの料理人は、肉の「触った感じ」と...
解決法
上記の問題を解決するために、あらかじめ肉を温めておくといいのです。間違っても冷蔵庫から出してすぐに焼こうとしない方がいいですよ。肉はあらかじめ全体に温かい方が短時間でよく火が通ります。そして、外側が高温にさらされる時間が少ないのですね。
具体的には
１）ステーキ肉やチョップ肉をラップに包みます
２）ぬるま湯に１）を30分から60分間つけて、体温近く（40度）まで温めます
３）この後にあまり間をおかずにすぐに調理します（温めると肉の細菌は増殖が早いため）
４）この方法で調理時間が３分の２以下に短縮できます
これは実際に何度も試しましたが、調理時間が少なく、肉が柔らかく仕上がり結果に満足してます！
それでは常温に戻せばいいのだろうか
これを書く時点で、上記のような手間を省いた方が楽なので、料理する前に冷蔵庫から出して常温に戻せばいいのではないかという意見もありました。
この方法はリスクが高いという報告があります。
中くらいのステーキ肉であれば、５度中心温度をあげるのに、何と「２時間」もかかるのです。それまでに表面では感染症の原因菌が増殖する可能性があります。
肉を焼く場合、どのくらいの頻度で肉を返すといいか
焼き目を重視するには・・・
１回か２回返すだけにするのがいいでしょう。
柔らかさとジューシーさを重視するには・・・
１分ごとに返すのがいいでしょう。 頻繁に返せば、両面とも熱を吸収したり放出したりする時間が少ないです。 肉は早く焼けるし、外側に火が通り過ぎることも少ないから、柔らかくジュージーに仕上がりますね。
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