今回作った「鯛のちり蒸し」/器は指宿長太郎焼
ちり蒸しとはポン酢醤油でいただく蒸し料理のことで、魚や貝類、野菜、豆腐などが主な材料になります。
白身の魚、特に旨味の出るアラもよく使われます。
なんでうまくいかないの!?
魚が生臭い!
蒸し物は、臭みの逃げ場がないので、蒸す前にしっかり臭みをとっておきましょう。
魚に塩をして20分おき、霜降りをして鱗や血合いなどをきれいに掃除して臭みを落としておきましょう。
魚に火が通っていないのに、野菜がくたくたになってしまった!
材料によって火の通り方が違うので、それぞれ時間に差をつけて蒸してくださいね。常に湯気の上がっている火加減で蒸してください(空だき注意)。
材料
鯛: 2切れ
塩: 小さじ1くらい
しめじ:6本
白ねぎ:6cm
絹豆腐:6分の1丁
菊名: 6分の1束
昆布: 5cm× 5cm 2枚
酒: 大さじ2
柚子の皮
もみじおろし
刻みネギ
ポン酢
準備
鯛に塩をして20分置いた後、霜降りをして鱗や血合いをきれいに掃除する
霜降りの様子
昆布:水で戻す
菊菜:食べやすい長さに切る
豆腐:1口サイズに切り、湯につけておく
ゆずの皮:千切りにして水に放しアクを取っておく
作り方
1)バットに昆布を敷き鯛を乗せて酒をふりかける
2)蒸し器に1)を入れ常に湯気があがっている火加減で5分蒸す
4)豆腐、菊菜を加えてさらに1分蒸す
5)盛り付けて煮汁を張り、針ゆずを載せる
6)ポン酢、もみじおろし、刻みネギを添える
アドバイス
鯛以外でもタラ、アマダイ、などの白身の魚や、牡蠣などでも美味しく作れますよ。
しめじ、菊菜の匂いが気になる方はさっと下茹でしておいてください。
蒸し器がなければ少し湯を張った蓋付のフライパンなどでもできます。