私たちは2023年1月にイスタンブールを訪れました。イスタンブールは何度も来ています。東洋と西洋が交わる世界唯一の街・イスタンブールは食の都でもありますね。
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イスタンブールを旅行中、たまたま食べたこのスイーツ「カバックタトゥルス」があまりおいしかったので、おうちで作ってみました。
お皿はスペイン・セビリアの老舗セビリャルテのもの カップはトルコのチャイカップ 砂糖入れはイスタンブールで買ったものです。
カバックタトゥルスはカボチャを甘く煮て、タヒンと呼ばれるゴマペーストと砕いたクルミをかけたスイーツです。使われているかぼちゃは、どちらかと言うと、水分が多くてねっとりした感じのかぼちゃです。
トルコのゴマペースト/タヒンです。
タヒンは中で油分が上部に分離している場合は、使う前によく混ぜてください。
かぼちゃにもいろいろ種類がありますが、私たちが普段カボチャの煮物で使うホクホクの西洋カボチャよりも、水分が多い日本カボチャの方が合うようです。
今回はバターナッツと言う種類のかぼちゃを使ってつくりました。
バターナッツはアメリカから来たかぼちゃです。ひょうたん型をしたオレンジ色の可愛いかぼちゃですね。水分が多くねっとりした柔らかい肉質です。
バターナッツ・スクワッシュ(英: butternut squash、豪・新: butternut pumpkin/gramma)とは、つるになるカボチャの一種。ニホンカボチャ(学名: Cucurbita moschata)の品種の一つである。熟した実を秋に収穫する「冬カボチャ」(winter squash)に分類される。
ひょうたん型の実は重さが500グラムから1キログラムで、黄褐色の果皮と汁気のある果肉を持つ。上部はやや水っぽく、膨れた下部に種が入っている。一般のカボチャ同様、甘味とナッツの風味がある。繊維質が少なく、ねっとりした食感に特徴がある。熟すと次第にオレンジ色が深くなり、甘味が増して濃厚な味になる。食物繊維、ビタミンC、マンガン、マグネシウム、カリウムなどの栄養素を含み、ビタミンAとビタミンEは特に豊富である。
食材とするのは果実だが、野菜として調理される。調理法としては、ロースト(オーブン焼き)やソテー、カリカリに炙る、ピュレにしてスープに用いるなどがある。マッシュしたものをキャセロールに入れたりパンやマフィンの生地に混ぜることもある。
材料
かぼちゃ : 適量
グラニュー糖 皮とワタを取り除いたかぼちゃの分量の20%〜30%
練りゴマ : 適量
くるみ : 適量
シナモン : 適量
準備
かぼちゃ
皮をむき、種とワタを取り除く
かぼちゃを一口大に切り、皮目を下にして鍋に広げる
重ならないように隙間なく広げる
かぼちゃの上からグラニュー糖をまぶして一晩おく
くるみ
細かく砕いておく
作り方
かぼちゃを火にかける
落とし蓋をし、さらに蓋をして、落とし蓋が常に踊っている位の火加減で煮る
煮詰まって水分が無くなりそうになったら水を足す
かぼちゃが柔らかくなったら火からおろしてそのまま冷ます
器に盛り付けて練りゴマをかける
くるみとシナモンをふりかける
アドバイス
バターナッツが手に入らなければ、栗かぼちゃや、えびすかぼちゃなど、他のかぼちゃでも作ることができます。(ただし味や食感は少し違います)
タヒンは練りゴマで代用できます。練りゴマが固ければ油を足して柔らかくしてください。
くるみがなければアーモンドやカシューナッツなど他のナッツでも美味しく召し上がれます。
完成です!
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