「もみじ」発見
「男の料理」のカテゴリーになにか投稿できないかと、先日、スーパー内を散策していると「鶏のもみじ」がありました。
「もみじ」とか見ると、風流なものを想像しがちですが、、、つまり「鳥足」です。足といっても、モモ肉とかではありませんよ。足の先端、つまり爪がついていて地面を歩くところ、ザ・足です。子供のいう「あんよ」です。
実は昔、今は亡き父の実家 鹿児島県旧大口市で叔父たちと鶏を捌いたことを思い出しました。走り回っている鶏を捕まえ、そしてシメて、鍋にしたんです（その過程はかわいそうなのでここでは書くのを控えます）。今となったらいい思い出です。今でも、やろうと思ったら生きている鶏をシメられます。それゆえに、この手の食材でも扱うのは「全然」抵抗ありません。
レシピ
材料
もみじ：約500g
ニンニク：１個
生姜スライス：１片
長ネギ：1本
醤油：60cc
みりん：45cc
紹興酒：45cc
砂糖：大さじ２
八角：２個
五香粉：少々（中華風にしたいので）
下処理
足指の爪をキッチンバサミで切る
足の平の黒く固い部分があったらそれもキッチンバサミで切る
上記、下処理したものを一度下茹でして湯をザーッと捨てる
作り方
簡単です。材料を一緒に鳥足が柔らかくなるまで煮るだけ。なんと「簡単」なのでしょう。
食べてみると
美味です！コラーゲンがたっぷりで、プリプリした食感。そして、鳥自体からダシがすごくでます。そのおいしさがまた味を深くしているのです。
唯一の問題は、、、
見た目が悪い。つまり「グロい」のです。僕は小さい時に鶏を捌く手伝いをしていたので足であろうがなんであろうが慣れています。「もみじ」の切り取られた部分の筋をひっぱり足指を動かして「マジックハンド！」とか言ったりして遊んでました（悪趣味ですね）。
妻に食べることを勧めますが、「気持ち悪い。それだけは食べられない！」と主張します。お肌にいいコラーゲンがたっぷりなのに、、、。
ということで、僕が沢山ある「もみじ」を一人で食べることになりました。お酒にぴったしの料理です。ちょっと甘いので、芋焼酎が進みますよ。
結果
確かに美味しいが、「グロい」ので私たちの「レシピ」には／／却下！／／
幻のレシピになりそうでしたが、、、このような顛末でこの料理は「新料理「裏」物語」に書かせていただくことになりました。
鶏の「もみじ」煮 完成です！（よく見ると気持ち悪いですね（笑）。）
