行った!見た!食べた!

行った!見た!食べた!|ジョージア6 ワイン発祥の国

本投稿にはプロモーションが含まれます。

ワイン発祥の地

コーカサスの国・ジョージアはワイン発祥の国です。2016年、ジョージアのワイナリーホテルに泊まりました。

2週間近いグルジア・ドライブ旅行の最後の宿をワイナリーホテルにしました。ずっと車で移動の日々でしたので、最後はワイナリーホテルでゆっくりしようという計画です。

ワイナリーホテルに向かう途中、子供に道を尋ねる

目的地は、Twins Old Cellar Hotelです。それまではジョージア北部にいましたが、いっきに南下してトビリシから約130キロ南に位置するアラザニの谷に到着しました。宿の近くで道が分からなくなり、子供に道を尋ねます。ジョージアでは、大人は全くと言っていいほど、英語を理解できません。子供は学校で英語を習ったり、英語のテレビアニメで聞いたりして結構、英語がわかるのです。

 

ワイナリーホテルに到着

目的地、Twins Old Cellar Hotelに到着。なぜ、Twins かというと、設立者が双子の二人だったからです。仲がよかったのでしょうね。

古代に使っていたワインを作るための甕の大きなディスプレイがあります。ワイナリーホテルの雰囲気満点ですね。

周囲は一帯ブドウ畑が広がっていました。自然が豊かですね。とても広いので、周りを散策するだけでいいウォーキングになります。毎日のドライブでずっと座っていたので、運動不足になりがちな私たちには嬉しく感じました。

宿のワインナリー博物館

ホテルには小さな博物館があり、オーナーの家族が案内してくれました。英語が話せる人でほっとしました。この博物館はまだ完成していないということでしたが、できているものだけ見せてもらいました。

博物館と称していますが、人形など手作り感満載です。ワインの発祥地だけあって、古いワインの作り方などが、人形や古いワイン製造器具を使い説明してあります。

「古いワイン製法で使われていた壺に入ってみるか?」、と聞かれ、早速、入ってみました。これは「クヴェヴリ」と呼ばれています。中はかなり広く、ここでは見えないですが、内部の梯子を使って入ります。閉所恐怖症の人は無理かも、、、。

3食付き・ワイン飲み放題の宿

さて、このワイナリーホテル、僕らは3食付いている宿泊プランで予約しました。 食事付きホテル予約の用語ですが、ここに参考に書いておきますね。

  • 朝・昼・夕食の3食を含む場合を「フルボード(Full Board)」「フルペンション(Full Pension)」と呼びます。
  • ハーフボードプラン(2食付きの宿泊料金プラン)は、「ハーフペンションプラン」「デミペンションプラン」と呼ばれることもあります。

外でのアクティビティが多い都市型ホテルでは「朝食付き」がポピュラーですね。今回泊ったワイナリーホテルのように、宿泊することが目的、そして周りにレストランがない(周りはブドウ畑)場合、こういう3食か2食付きのプランが多いですよ。

毎朝、何を食べたいか聞かれる

こんな感じの朝食です。そして、毎朝食時に必ず聞かれることは、、。

「今日のこれからのランチとディナー、何を食べたい?」

何を食べたいかって聞かれても現地の料理を知らないので、答えられません。なので、材料と大まかな作りかたを、ホテルのホールスタッフと相談します。

「え〜と、昼は豚肉、夜は牛肉がいいかな。」と僕が伝えるとホールスタッフが「それでは、昼は煮込みで、夜はグリルではいかがですか?」

といった調子です。大まかな感じなので、実際に料理が出てくるまでどんなものかわかりません。

ワインは飲み放題

とにかくワインは飲み放題です。朝から飲むわけいかないので、昼、夜と色々なワインを飲みました。大きくは二つのカテゴリーがあり、一つは伝統的な作り方のワイン、そしてもう一つは近代的な作り方のワインです。

伝統的なワインの作り方

ジョージア(グルジア)はワイン発祥の地です。上記の博物館で僕が入ったような「クヴェヴリ」と呼ばれる壺を土に埋めます。そして、この壺の中で発酵させる伝統的なワイン製法は、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。この古い方法では、ブドウの果汁だけでなく、種や皮なども一緒にクヴェヴリに入れて土の中に埋めるそうです。その後約24日間に渡り、毎日6回ほど棒でかき混ぜ自然に発酵させます。発酵が終わると、初期の段階で水面に浮いていたブドウの種や皮などはみんな底に沈むそうです。そして、その沈殿物とワインとを分離し、ワインのみを再びクヴェヴリに戻して熟成させます。

現代のワインの作り方

近代的な機械でまずブドウを絞ります。そして、その果汁を発酵させてつくります。

この宿で様々なワインを飲みました。とても興味深い経験でした。

ワインの感想

そうですねえ、、僕は伝統的なワインよりも、近代的製法のワインの方が好きです。

こちらの記事もオススメ!