\今回はこのカメラで主に撮影しました|驚きのスグレモノです!/
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「花園夜市」に行ってみよう!
私たちは2023年秋、台湾に行きました。主に台南に滞在して「美食の街」台南を満喫する計画です。
色々とお店には行ったのですが、「せっかくだから台南の夜市に行ってみよう!」ということで、台南の有名な「花園夜市」に行くことにしました。台湾の中でも、台南市には49もの夜市があるようで、台湾一の多さを誇るものとなっています。
タクシーに乗ること、五分あまり。私たちの泊まっていたホテルから「花園夜市」は近いのです。
\僕も使ってます、使うと台湾の味になります!/
「夜市」の歴史
中国の「夜市」のルーツは、中国の王朝時代 (唐王朝 618 ~ 907 年) に遡ります。当時、非公式の行商人が寺院に集まる人をターゲットに商売を始めたことが「夜市」の始まりです。日没を過ぎてもその行商人の群れが営業していました。そして、その行商人たちが手押し車や肩掛けポールに商品を運び、仕事後にしか寺院に行くことができない労働者たちを出迎えたとき、夜市が始まったのです。
これはかなり古い歴史ですね。
台湾に引き継がれた「夜市」
台湾に引き継がれた「夜市」の伝統は、長年にわたって進化しました。「夜市」は文化と経済に組み込まれてきたのです。近代的な市場は、第二次世界大戦後「台湾経済の奇跡」が起きた後、人口密度の高い都市部に出現し始めました。経済変化により移民労働者が流入しました。彼らは仕事後の社交の場と、ちょっとした食事を提供する露店に集まったのです。
「夜市」の屋台の一つはミシュランのビブグルマンにも認定された
現在「夜市」は社会のあらゆる階級を魅了しています。2020年、台北華西夜市にある創業60年の屋台「 Guabao」がミシュランのビブグルマンに認定されました。
「夜市」の繁栄
この「夜市」は台湾の島全体で繁栄したビジネスを生み出しました。現在では70以上の夜市があるのですよ。台北だけでも 30の夜市があります。
台北・士林にある台湾最大かつ最も有名な夜市には、539の屋台と400台収容できる駐車場があります。
今や、これらの屋台は地元経済に欠かせないものとなっています。2013 年のデータですと、台湾には31万 5,000 軒以上の露店があり50万人近くが雇用されています。しかも、その多くがフルタイムで働いていると報告されているのです。
今回行った台南「花園夜市」の歴史
台湾の夜の文化として外して語ることができないのが夜市です。今回、私たちが主に滞在した台南にも大きな夜市があります。それは、「花園夜市」です。「花園夜市」は2010年に台湾観光局が選ぶ国民が好きな夜市の第4位に選ばれています。そして、2013年には Facebookの全世界でチェックインされた「スポットランキング」12位のところなのです!
台南の「花園夜市」は比較的新しい夜市なのですよ。「花園夜市」は1999年にオープンしました。初代の「花園夜市」は今とはちょっと違う場所にあるようです。今の場所に移ったのは2005年です。今の場所の「花園夜市」はとても新しいものですね。
「花園夜市」の規模
台湾の夜の文化として外して語ることができない夜市。「花園夜市」は400以上の屋台が出る大規模夜市です。これはかなり店舗数が多いですね。そして、無料の広大な駐車場があります。それゆえに、特に土日は大勢の客で賑わいを見せるとか。この賑わいが後で大変なことに、、、、。
私たちの行った日はまさしく「土曜日」でした。
「花園夜市」の営業時間
曜日:日曜・木曜・土曜
時間:17:00 – 00:00
台南の夜市は日替わりでやっている
台南は台北などと違って、夜市が日替わりで移動します。そこは台南の夜市の個性的なところですね。
- 月→ 大東夜市
- 火→ 大東夜市
- 水→武聖夜市
- 木→ 花園夜市
- 金→ 花園夜市
- 土→武聖夜市 & 花園夜市
- 日→ 花園夜市
「花園夜市」に行くには
「花園夜市」にはタクシーで行くことをおすすめします。私たちもタクシーで「花園夜市」に行きましたよ。「花園夜市」にはタクシー乗り場があります。帰りも簡単にタクシーをつかまえることができます。私たちの場合、行きのタクシーの運転手さんが、携帯電話の通訳アプリを使い「ここに戻ったら帰りのタクシーがつかまえられますよ」と日本語で教えてもらいました。台湾人は本当に親切です!
「花園夜市」に到着した
「花園夜市」に到着しました。実は私たちはここに来るのは2回目なのです。
この「花園夜市」には、2007年に一度来ています。ここで、「臭豆腐鍋」を食べたのを覚えています。しかし、遠目に見て、その時とずいぶん違います。人の多さがすごいのです。
実際に夜市の中に入ってみると、もう息もできないくらいの人の多さです。特に食事のエリアはすごい人です。5メーター移動するのに一苦労します。そして、この夜市の特徴としてお店の間隔が狭いのです。ものすごい人の数と同時にお店の間隔が狭いので、なおさら混雑している感があります。
人と触れ合わないで移動するのは困難です。人とぶつかりながら移動し、人々はその中で食べ物屋の前に並んで立ち食いしています。これは、台湾上級者の僕らでもかなりの難しさです。物理的に可能ですが、精神的に無理!。食べ物を楽しむことができません。
「夜市」の中洲にテーブルが置いてあり食事ができるのですが、そこまでたどり着き注文するのは至難の業と思われます。現地の人でも大変そうなのに、ましてや僕らのように旅行者で現地語にも慣れてないと無理だと判断。第一、この雑踏の喧騒の中、リラックスして食べれそうな気がしません。
思い出すと、以前「花園夜市」に行った時には平日でした。「臭豆腐鍋」などをゆっくり食べた思い出があります。しかし、今回は土曜日。週末の「花園夜市」の凄さを思い知らされました。
それでも、食べ物の地区から外れて、洋服、ゲームの地区に行くと幾分混雑が緩和されて、ほっとして歩くことができました。
「花園夜市」の歩き方
「花園夜市」は売っているものにしたがって、いくつかの場所が分かれています。以下は「花園夜市」の地図です。
この地図の「排」というのは並びという意味です。5〜11排はほっとできます。あと、緑の遊びの区も楽しいですよ。
5〜11排のエリア
これは、なにやら昔日本にあったパチンコゲームみたいなものです。子供が楽しそうに遊んでいました。何か懐かしくてホッとしますね。
麻雀している人がいました。ルールは3回対戦して先に2回あがった方が勝ちのようです。
こちらは麻雀ビンゴ。
子供はゲームが好きですね。
この金魚すくいは日本のものと違って、金網ですくうので取りこぼしがありません!
ぬいぐるみはどの国でも人気ですね。
射的も大人気です。
ご当地アイドルの歌も聞けます!
1〜4排/やっぱり食べ物エリアは無理!
しかし、1〜4排は、、、、やはり、すごく混雑しています。なんとか数枚写真を撮ることができました。その中の数枚の写真を載せておきます。食レポはできませんが、雰囲気だけでも楽しんでください。
エビを焼いていました。美味しそうですね。
\僕も使ってます、使うと台湾の味になります!/
鳥を甘辛く煮付けてあります。
鶏の料理ですね。
さつまいもボールです!
栗です!
小さな貝の煮物です。
焼き鳥を炭火で焼いています。
台湾の屋台などで人気の葱油餅。
トマト飴です。
蛤。これでスープを作ります。
これは精神的に無理!
そういうことで、僕らは「花園夜市」は見るだけ見て帰ることにしました。2022年、150人以上が死亡した韓国の「ソウル・梨泰院(イテウォン)の雑踏事故」の映像を見て印象に残っていたので、混雑が怖いということもあります。「ここで火事になったらどうなるのだろうか」「誰かが発砲したらパニックになるだろう」と想像が頭の中に駆け巡り、この「花園夜市」の光景が恐ろしく思えてきたのです。
この混雑の中、小さな子供やペットまで連れて問題なく歩けるというのは、台湾人は混雑の上級者です! こんなところで、歩きながら平気でご飯を食べれるのです!すごいと思いました。
タクシー乗り場に行く
行きのタクシーの運転手さんに教えてもらったタクシー乗り場に行き、タクシーに乗ってホテルに帰りました。ホテルに帰ったら緊張感がとれたのが、ぐったりして倒れるようにベッドで眠りました。
「花園夜市」は平日行くことをおすすめします!
台湾の夜市はとても楽しく、旅の思い出になると思います。
実際に、台湾では私たちは何回も夜市に行って楽しい思いをしました。しかし、、、台南の「花園夜市」は平日に行くことをおすすめします。あの混雑の中、まだまだ新型インフルエンザが流行っている時期に、行くことはちょっとためらってしまいます。
それくらい「日本の混雑」とは比べようがないくらいに混雑しているのです。
今回は、台湾の「夜市」の歴史と、台南「花園夜市」に行ったが、何も食べられずに帰ってきた話題でした。
\今回はこのカメラで主に撮影しました|驚きのスグレモノです!/