僕はヨーロッパによく行きます。
2020年の新型インフルエンザのパンデミック時期は全然行けませんでしたが、たくさん旅行した時には1年で36フライト国際線に乗ったことがあります。
僕が国際線に乗るときには一般的な旅行よりも荷物が多いです。預けるスーツケース2個、機内持ち込みのためのキャリーバックが1個です。他にビジネスバッグを持って行くこともあります。基本的に、観光旅行ではなく、演奏のために行くので、楽譜など荷物が多いのです(紙は重いですよね)。
スーツケースはハードタイプがいいか、ソフトタイプがいいか、僕の個人的な意見をかきますね。
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結論/ソフトタイプのスーツケースがオススメ
目的地の空港、手荷物引き渡し場のベルトコンベアーで自分の荷物が送ってくるのを受け取りますね。はたして荷物がちゃんと到着するのだろうか、心配になる人も多いと思います。
その引き渡し場で日本人が多く使っているのがハードタイプのスーツケースです。外国人は圧倒的にソフトタイプのスーツケースが多いです。
その中、僕のものはソフトタイプのスーツケースなので、日本人のスーツケースの中ではちょっと珍しいと思います。
ソフトタイプのスーツケースは軽い
最近ではどのハードタイプでもソフトタイプでも軽量化が進んでいます。メーカーによっては、必ずしもソフトタイプが軽いとは限りません。しかし、一般的にソフトタイプの方が軽いです。
預ける手荷物は、制限重量があります。無制限に預けられるわけないですから、スーツケースが少しでも軽いと助かりますね。
\僕はこれで計っています!/
ソフトタイプのスーツケースは安い
ソフトタイプのものは、ハードタイプのスーツケースと比べると比較的安いです。
ソフトタイプの方がたくさん詰められる
ソフトタイプのスーツケースの方がハードタイプのスーツケースより、ものがたくさん入ります。
それはなぜか。柔軟性があるからです。しかし、無理やり詰めすぎるとスーツケースの破損することがあるので注意が必要です。
ポケットがある
ソフトタイプのスーツケースにはポケットもあります。これは、意外に使い勝手がよくちょっとした書類など入れておくことができます。
ソフトタイプのスーツケースは壊れにくい
ソフトタイプのスーツケースは、壊れやすいという印象持っている人、多いです。
ソフトタイプのスーツケースって意外と壊れにくいんです。スーツケースが壊れる要因は、飛行機の荷物出し入れで放り投げられる事が多いからなんです。空港職員は平気でポンポンとスーツケースを投げてますよ。
硬いもの同士がぶつかると壊れやすいですよね。そうです、ハードタイプだとぶつかってヒビが入りやすいです。以前、ハードタイプのものを使っていたときに、何回もヒビが入ってしまった経験あります。ソフトタイプのスーツケースは布で作られているので、割れません。ソフトタイプのスーツケースは意外に壊れにくいのです。
ソフトタイプは片面開きで部屋が広く使える
ソフトタイプのスーツケースに多く見られる片面開きは、スーツケース上部にファスナーがついています。開くと奥行きのある収納スペースが1箇所のみなのです。
僕はいつもスーツケース2つ持って移動しています。2つのスーツケースをホテルの部屋に置き、荷物を出し入れ、または荷物の整理をしようとすると、もし両面開きであれば、スーツケースの片面の4倍の広さを必要とします。
この大きさの2倍のスペースをホテルで広げるのです。
大きなスーツケースを4つ部屋に置いた状況を想像して下さい。大きな部屋だったらまだしも、小さな部屋では大変です。もしかしたら、2つのハードタイプのスーツケースを広げられないかもしれません。
片面開きであるなら、こういうふうになります。フタは壁に立てかけてもいいかもしれませんね。
電車や空港のロビーでもソフトタイプが有利
上記のようにソフトタイプ片面開きのスーツケースのメリットは開閉に場所を取らないことですね。
もし、空港で「あ、あれを取らなきゃ!」とスーツケースの中から何か取り出そうとしたり、「これ今は不要だからスーツケースに入れておこう」などど、スーツケースの中に何か入れようとしようとしたいときに、ソフトタイプ片面開きのスーツケースが便利です。
電車の中でもそういうことはあるかもしれません。あなたは、電車の中で、両面開きのスーツケースを床いっぱいに広げて、荷物の出し入れする勇気がありますか。
ソフトタイプ片面開きのスーツケースだったら、周りから中身が全部見えにくいですね。特に女性にとっては嬉しいポイントではないでしょうか。
ハードタイプのスーツケースは狙われることも
日本人はハードタイプのスーツケースが多いです。それもおしゃれでピカピカのものが多いですね。
あなたは、旅行中自分のスーツケースに目をやる時間はどのくらいあるでしょうか。おしゃれなハードタイプのスーツケースですが、「日本人=ハードタイプのスーツケース」と思われて、盗難などの事故にあう可能性が多くなるのは避けられません。旅に行ってもおしゃれしたい気持ちは僕もあります。しかし、盗む人はどこをどのように見られているか考えたら過度のおしゃれは危険を伴いますね。
僕のソフトタイプのスーツケースは、2つとも結構ボロボロです(ボロボロを推薦しているわけではありません、かなり使いこんでいるので、、、)。中に高価なものがあるとは到底思えません(笑)。以前は、空港職員によるスーツケースの中身の盗難など話題になりましたね。
僕は、今までスーツケースの中の盗難の被害にあったことないです。旅でスーツケース酷使してる関係で、表面は傷だらけで、とても日本人のものと思えないですからでしょうか(笑)。
防犯上の理由でハードタイプ?
防犯上の理由でハードタイプのスーツケースを選ぶ考えもありますね。その考え、かなりアマイです。よーく考えてみて下さい。ハードケースのスーツケースの中であろうと盗もうと思ったら、相手は最初から「やる気」ですから、盗めます。極端にいうと、スーツケース一個そのものを盗めます。
イタリアの空港で、乗客の荷物から物が盗まれる事件が相次ぎ、警察は航空会社の職員ら86人を窃盗の疑いで逮捕した。 首都・ローマ郊外のフィウミチーノ空港に仕掛けられた監視カメラには、職員が預けられた乗客の荷物からカメラや携帯電話を盗み出す光景が映っている。 イタリアの警察当局はこの空港で貴重品などを盗んだ疑いでイタリア最大の航空会社「アリタリア航空」職員49人を逮捕した。さらにミラノやナポリなど他の空港でも計37人が逮捕されたという。 イタリアでは、乗客の預け入れ荷物から物が盗まれる事件が相次ぎ、警察当局は航空会社の協力を得て、監視カメラを設置し、捜査していた。
こんなこともあります。
バゲージラッピング
ヨーロッパの空港では、よく大きなサランラップみたいなもので、ぐるぐるに荷物を巻いてくれるサービス(有料)があります。これだと少しは安心ですね。僕も時々ブタペストの空港でこのサービス(有料)を利用しますよ。
僕の場合
ソフトタイプのスーツケースにして、中には貴重なものは入れていません。それでも盗まれたら「仕方ない」と思っています。セキュリティーに「絶対」というものはありませんから。
少々、盗まれてもケガしなきゃいいかな、と思ってるくらいです。僕のように多く旅行していると、必ずトラブルはどこかで起きます。
僕のスーツケース
一応参考に僕の使っているソフトタイプのスーツケースを紹介しますね。
以下のLサイズ、色は赤を使ってます。Mサイズ、色はブルーです。かなり軽いです。黒一色、シルバー一色のものは、多くの人が使っていて間違いやすいから避けるべきだと思います。(一回、この赤のスーツケースとそっくりなものを持っていたトルコ人とお互いのスーツケースを取り間違いそうになってお互いに「滅多にないね」と、笑ったことがあります。)
一応ソフトタイプのスーツケースのデメリットも書いておきます
ハードケースに比べて、外からの衝撃が中に伝わりやすい。(これは、壊れやすいものは衣類で包むなど注意したら大丈夫でしょう。僕はワインを入れたりしますが、中で割れたことありません)
雨に弱い。(雨の中、どのくらい歩くでしょうか。僕は、少々濡れてもいい覚悟でいるので雨が降っても大丈夫です。)
それでは良い旅を!