新料理「裏」物語

イスタンブール・アジア側|漁船の水揚げ後を追え!そこには魚市場があるはずだ

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2023年1月私たちは、トルコイスタンブールを訪れました。

イスタンブールには私たちは何回も来ています。今回はイスタンブールの代表的な観光地ではないところにたくさん行ってみたいと思いました。

イスタンブール・アジア側

イスタンブール・アジア側にはあまり観光客が行きません。そこで、今回は船を使って、イスタンブール・ヨーロッパ側旧市街エミノニュからアジア側のカドゥキョイ(途中カラキョイに寄ります)に行くことにしました。エミノニュからは、直行便のフェリーが頻繁に出ていますのでアクセスは問題ありません。 約15分から20分おきに船が出ています。

Şehir Hatları社のサイトから

カドキョイ到着

カドキョイに着き、どこに行くか決めていませんでした。とりあえず、港の周りを散策、そうすると漁船が入ってきました。場所は黒い丸をつけているところです。

漁船が到着した

おじさんが一人、陸で大きな容器を持って待っています。その容器に水汲みバケツで海水を入れ始めました。

見ていると、漁船の方は魚をたくさん獲ったあとのようでした。

「どんな魚が獲れたのかな?」私たちはしばらく様子を見ることにしました。

漁船にはイケスが見えます。そのイケスからバケツでいきたままの魚を取り出し、バケツにうつします。そして、分銅を使った秤にその魚が入ったバケツを乗せました。

その魚を漁船の乗組員が瞬時に待っていたおじさんの大きな容器に入れました。容器の中にはすでに海水が入っています。

猫もやってきました。漁師さんはひょいと猫に魚を投げています。猫も魚をもらえるって知っているんでしょうね。

容器の中を見ると、アジがほとんどです。大きさは20センチくらい。

何回か船から陸に用意された容器に魚を移します。

\今回このカメラで撮りました・スグレモノです/

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おじさんを追え!魚市場があるはずだ

それから容器をおじさんが運んで行きました。「これは行き先は魚市場のはずだ!」
私たちは観光に行くとその地の市場に必ず行くことにしています。その土地の人々の生活がよくわかるからです。それに、市場って見ているだけでも楽しくなりますね。

そして、旅行ではよくアパートを借りて泊まり、自分たちでも料理をよくするので、新鮮な魚は嬉しい食材です。

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イスタンブールの交通事情

容器を運ぶおじさんは、よくいるイスタンブールの人々のように赤信号でも車の流れの途切れたところを狙い横断していきます。イスタンブールは慢性的に渋滞なので、できる技なのかもしれません。「危ない!」何回も叫びながら私たちも必死についていきました。車も知ったもので、低速で人を避けていきます。

僕の活動するルーマニアではこういうことはありません。歩行者は信号を守らないとキップを切られ罰金が待っています。車も横断歩道に人がいる状況で通過すると厳しく罰せられるので必ず止まります。

トルコは,道路事情が悪い上に交通事故も多く,交通環境は良好ではあり ません。市街地の道路には,配管工事の際に掘られた跡がそのまま放置され, ところどころ凹凸があったりするなど,これらにタイヤを取られないよう運 転には注意が必要です。また,郊外の道路は,照明が不十分なので,夜間の 運転には特に注意が必要です。

交通マナーも非常に悪く,信号無視,一方通行逆走,猛スピードで乱暴な 運転をする車両が多数見受けられます(特にタクシー,「ドルムシュ」と呼 ばれるミニバス。)。事故に巻き込まれないため,自己防衛に細心の注意を 払う必要があります。

市街地でも信号と横断歩道の位置関係が分かりにくく,明らかに車両が歩 行者より優先しており,道路を横断しようとしている歩行者を見つけて停止 する車はほとんどいないので,街中を歩いて移動する際も十分な注意が必要 です。また歩行者自身のマナーも決して良いとは言えず,赤信号であっても, 車両の間を縫うようにして道路を横断するため,運転の際は注意が必要です。

在トルコ日本大使館の情報より

私たちの経験

トルコ好きな私たちは、約10年前、トルコをレンタカーで周遊する計画をたて実行しました。

イスタンブールから飛行機でアンタルヤに飛び、そこから時計回りに海沿いをイスタンブールまでドライブするという旅行でした。アンタルヤは地中海に面したビーチを多く保有したリゾート地です。かなりの長距離旅行になり、ようやくイスタンブールに到着したその時、イスタンブールの交通事情に恐怖を覚えました。混雑している時は「車間距離15センチ」が当たり前です。人やリヤカーは目の前を車に触りそうな距離ですり抜け、後ろからクラクションは常に鳴らされます。

レンタカーの会社を探し、車を返しホッとしました。その足で街歩きをしようとしたら、地下道などの階段を上がれないんです。本当に足が上がらず、「どうしたのだろう?」と二人で不思議でした。二人とも緊張で腰が抜けたような状態だったのです。これは初めての経験で「イスタンブールではもう二度と再び車の運転をしない!」と心に誓いました。

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やっぱり魚市場があった!

必死におじさんについていくと(結構危険な道路横断多し)、大通りを右折したところに魚市場がありました。やはり港から近いとこです。


鮮魚店がたくさんある中、一つの魚屋さんに到着。容器の中から網で魚をすくって、秤で
はかります。

そして、魚を並べ海水と氷をどんどん魚にかけました。これは、新鮮ですね。まだピチピチしています。

容器を持ってきたおじさんはまた容器を持ち港に帰っていきました。これをまた違う漁船で繰り返すのでしょうか。魚屋と契約しているのでしょうね。

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イワシのフリットを食べた

その後、この市場近くの食堂でイワシのフリットを食べました。とても美味しかったです。やはり、このような流通で新鮮な魚を提供できるからでしょうね。

\今回このカメラで撮りました・スグレモノです/

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