新料理「裏」物語

初めての骨折経験その5

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痛みが再発!

午後6時にカロナール錠200 200mgを飲んで3時間程経ちました。
また痛くなって来た。まだ3時間しか経ってないのに〜。
時間が経つにつれて痛みはますます強くなっていきます。

午後9時、看護婦さんが巡回に来られました。

 

 

「どうですか?」

「薬を飲んでからまだ3時間ちょっとしか経ってないのに、だんだん痛くなってきました。
まだお薬飲んではいけないですよね?」

「分りました、担当の先生に聞いてみますね」

しばらく経ってまた看護師さんが戻ってこられました。

「別の痛み止めを処方していただいたのでこれを飲んでください」

今度の痛み止めはロキソプロフェン錠 60mg

成分が違うので、6時間おきの痛み止めの間にこのロキソプロフェンを飲んでも大丈夫とのこと。

 

(写真はイメージです)

よかった。ほっとした。
とはいえ、痛み止めを飲んでも完全に痛みがなくなるわけではなく、我慢はできるけどちょっと痛い。
ベッドを起こすことはできるけど体のあっちこっちに管がつながっているし、何もする気になれないのでそのままベッドに横たわっていました。

電話で誰かと話すこともできますがなんだか気が進みません。
このままずっと痛かったらどうしよう、私の右手使えるようになるのかなあ。
1人でじっとしているとだんだん気分が暗くなっていきます。
こういう時は誰かと話したり、何か忙しくしていたほうが良いのでしょうね。

そうしているうちに、いつの間にか眠ってしまいました。


痛みで夜中に何度か目が覚めたので、あまり熟睡はできなかったようです。
朝目が覚めると痛みは軽くなっていました。時刻は午前7時。窓の外は明るいし気分がいいです。

看護婦さんが体温や血圧などチェックしてくれます。
担当の先生が回診に来てくださいました。

 

「傷口はきれいですね、痛みはどうですか? 次の受診は水曜来週ですね、それではお大事に」
あっさりしています、、、。

朝食

8時頃、朝食が運ばれてきました。

(明石海峡大橋)

バナナ嫌い。パンはトーストしていないといやだ。

なんてわがままは通りません。
ミルクとサラダだけいただきます。

子供の頃から好きなものしか食べられなくて給食の時困ったな。
素材の好き嫌いはなかったけど、まずいものが食べられなかった。
給食には食べられるものが少なくて、ミルクとデザート以外ほとんど残していたな。
みんなが昼休み校庭で遊んでいる時も教室に残されて給食のお皿とにらめっこしていた。
母が学校に呼び出されて
「お宅のお嬢さんはわがままで困ります、お家で何を食べさせているのですか?」
と言われたそうな。

看護婦さんが来ました。退院は10時なので、私の体に繋がれていた様々な管が取り外されていきます。
右手は使えませんが左手で身の回りのことは自分でできます。
着替えも荷物整理も済ませて退院の準備ができました。
夫が迎えに来てくれているので、1階の総合受付で支払いを済ませました。

パート6に続く

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