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ギリシャのカフェに何度も入った
ギリシャを一周したドライブ旅行、休憩するために何度もカフェに立ち寄りました。
ペロポネソス半島のドライブ中、2軒の対照的なお店に入ったのでご紹介します。まず、田舎道を走り続け、疲れたので休憩した「タヴェルナ」。
田舎のタヴェルナ
「タヴェルナ」はカフェとは違い小規模なギリシャ料理を出すお店ですが、昼間はコーヒーだけでも注文できます。(写真は運転してきた現代自動車(ヒュンダイ)の車)
メニューを見てもギリシャ文字なのでさっぱりわかりません。タヴェルナにはギリシャ・コーヒーが必ず置いてあります。とりあえず「エリニコス・カフェス(ギリシャ・コーヒー)」とウェイター(とてもそういう装いではない)に伝えると「Okay!」と答えが返ってきました。通じてよかった。
花が綺麗なお店でした。
\僕も使ってます!使いやすいです/
ギリシャ・コーヒーとは
小さい容器に、細かく挽いたコーヒーの粉、そして水と注文どおり(好みによる)の砂糖を入れ、かき混ぜながら弱火にかけます。それをカップに注ぎ、飲むときには「上澄み」だけを飲むのです(当然、カップの底にはコーヒーの粉が沈澱します)。カップが運ばれても1分は待たないといけません。粉がまだ十分に沈澱していないからです。ですので、飲むのに時間かかるのですよ。スローフードならぬスロードリンクですね(笑)。
ギリシャ・コーヒーは、ポリフェノールと抗酸化(老化防止)物質が比較的豊富に含まれ、カフェインも控えめになるので、他のコーヒーに比べて健康的なのではないかという研究があります。(2013年、アテネ大学のStefanadis教授とSiasos教授)
飲んでみて、な〜んだ、トルコ・コーヒーと一緒か、と思いましたが、、、間違っても「トルコ・コーヒーちょうだい!」と注文してはいけません。即刻その場で小さな国際問題に発展します。悲惨なキプロス紛争などを経験し、今でも北キプロス問題を抱えるギリシャとトルコ。お互いの国民感情は決して良くないからです。
おじさん、どうみても店員っていう格好じゃないですよね。タヴェルナの中で座ってテレビに見入っていたので、お客さんかと思いました(笑)。
ギリシャ・コーヒーの注文の仕方には数種類あります。
- 「エナン(1杯)グリコ(甘いの)メ(with)ガラ(ミルク)」/甘いミルク入りギリシャ・コーヒー
- 「エナ(1杯)メトリオ(中くらいの甘さの)」
- 「エナ(1杯)スケト(砂糖なし)/これはブラックですね
僕はコーヒーはいつもブラックで飲みます。なので、3)、妻は必ずミルクを入れるので、メ(with)ガラ(ミルク)です。ちょっと注文が複雑になるので、とりあえず、ブラックを2杯。そして、砂糖とミルクは別に持ってきてもらって自分たちで入れることにしました。
コーヒーを頼むと、水が付いてきます。ちょっとした甘いものが付いてくることもあるのですよ。
ギリシャ・コーヒーはかなり苦い
ギリシャ・コーヒーは砂糖入りをお勧めします。かなり苦いからです。(流石にブラックコーヒー好きの僕も砂糖を入れました)
モダンなカフェ
- 小さな村ですが、おしゃれなカフェがあったので立ち寄りました。というより、実は道に迷っていたのです。山の中の三叉路、どちらの方向に行ったらいいかわからなくなりました。カフェで現地の人に聞いたら道がわかるだろうというのと、ドライブで疲れたので休憩です。
前にも書きましたが、ギリシャではカフェに入ってコーヒーを頼むと水がついてきます(ヨーロッパではほとんどの飲食店で飲料水は有料)。二人とも甘いものが欲しかったので、妻がショーウィンドーにあった数種類のケーキの中から、美味しそうなものを指差して注文しました。
隣に座っていたギリシャ人ご夫妻に道を聞きました。英語がとても上手な人たちで助かりました!ギリシャ語で伝えられてもさっぱりわかりませんからね。
お二人とも、かつて学校の先生をしていたということです。
この小さい村はちょっとした観光地になっているらしく、英語のメニューがありました。助かります。
疲れた時の一杯のコーヒー、癒されますね。 「LAVAZZA」(イタリア)のコーヒーでした。もちろん、エスプレッソマシーンで作られています。
\僕も使ってます!使いやすいです/