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「海の親子丼」|明石のとれたて生シラスとイワシのスペシャル丼!

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探していた生シラスが手に入りました! 脂ののったとてもよいイワシも手に入ったので、生シラスとイワシで「海の親子丼」を作ってみました。鮮度がいいので最高に美味しかったです。


今回作った「海の親子丼」(生シラスとイワシを使った海の親子丼)器は作者不明/お椀は山中塗/お盆は京漆匠「象彦」

兵庫県は、生シラス漁獲量日本一です。全国シラスの漁獲量は計50,855tですが、トップの兵庫県は9,589tで、シェアでは18.9%となっています。

前回のお話

淡路島の丼の記事で紹介しましたが、淡路島では、漁港で直ぐに瞬間冷凍されるので、魚屋さんで生シラスは手に入りませんでした。残念。

ところが近所の魚屋さんのLINEで「生シラス入荷します」と連絡があったのです!何と、私たちには明石浦漁港で水揚げされたピチピチの生シラスを手に入れる事ができます。

明石活魚・食料品「むらかみ」

今回、生シラス入荷のお知らせをいただいたのは、「むらかみ」さんです。LINE登録していて、その日入荷した魚の情報が随時得られます。以前の記事で、「むらかみ」さんで明石の鯛を買った話題も書きました。よろしければご覧ください。

生シラスは予約制。そうですよね、シラスは足が早いので、鮮度が命です。買ってその日のうちに食べたいものです。早速予約しました。「午後一番に入荷」とありましたが、朝9時に「むらかみ」さんから電話で「早いけど入荷した」という知らせが、、、。電話の後、すぐに買いに行きました。

明石活魚・食料品「むらかみ」

ありました。私たちの予約した「生シラス」です。


キスとイワシがあったのでそれも購入しました。港に上がったばかりなのでとても新鮮です。


今回は、その「むらかみ」さんで手に入れたピチピチの生シラスとイワシの刺身をご飯に乗せて、生シラス丼スペシャルバージョン、「海の親子丼」を作りました。

なんでうまくいかないの!?

新鮮な生しらすが手に入らない

生しらすは、全国でも限られた地域でしか手に入りません。

稚魚なので、直ぐに鮮度が落ちてしまうのですね。

でも、優れた冷凍技術のお陰で、全国どこでも新鮮な状態で生しらすを手に入れる事ができます。

解凍したら直ぐにお召し上がり下さいね。

魚が生臭い

生物なので、やはり匂いはあります。

真水で洗うと、鮮度が落ちやすいので、海水程度の塩水に浸けて洗い、そのあと真水でサッと塩分を落としてください。

小さい魚ほど鮮度が落ちやすいです。出来るだけギリギリまで冷蔵庫で保管して、食べる直前に洗うようにしてくださいね。

イワシを卸すのが難しい

イワシは、手開きにすると簡単です。今回は手開きの仕方をご紹介しますね。

材料(一人前)」

ご飯:180g

マイワシ:1尾

生シラス:50g

卵黄:1個

大葉:2枚

おろし生姜:5g 

濃口醤油:15cc

準備

イワシ(手開き)

ウロコを落として頭を切り落とす

腹を三角に切り落とす

内臓を掻き出す

流水で洗い、水分を拭き取る

腹を手前にして持ち、左手の親指の爪を立てて中骨の上に差し込む

親指の爪を立てて中骨に沿って頭の方向に骨と身を外す

右手の親指の爪を立てて中骨の上に差し込み、尾の方向に骨と身を外す


骨と身が外れたら開く

尾の付け根の骨を折る

中骨に身が残らないように、しごきながら中骨を外す

尾を切り落とす

半分に切って背ビレを落とす

腹骨をすき取る

食べやすい大きさに切る

皮が気になる場合は皮をひいてください

生しらす

海水程度の塩水に浸けて洗う

その後真水でサッと塩分を洗い流す

大葉

細く刻む

包丁の刃を長く使ってください

作り方

1)ご飯の上に刻んだ大葉を敷き詰める

2)その上にイワシの刺身を並べる


3)真ん中に大葉を一枚乗せる

4)大葉の上に生しらすを乗せる

5)真ん中にくぼみを作って卵黄を乗せる

6)おろし生姜を乗せる

7)濃口醤油を添える

アドバイス

生シラスが苦手な方は、釜揚げシラスでも同様に楽しめます。

生のイワシが苦手な方は表面をさっと焼くか、他のお好きなお刺身をのせてください。

薬味は、大葉とおろし生姜以外でも、ネギ、わさびなどお好みでのせてくださいね。

完成です!

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