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「大将季(だいまさき」これはなんだ!?甘みと酸味のバランスが素晴らしい!極上の完成された果実!

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「大将季(だいまさき」の外観

見た目はデコポン(品種名:シラヌヒ)に似ています。デコポンかなと思いました。

シラヌヒ(不知火)は、ミカン科ミカン属柑橘類のひとつ、「清見(きよみ)」と「ポンカン」の交配により作られた品種である。果実は皮が厚いが果肉はやわらかく、甘味が強い。 日本における2010年の収穫量は42,440 トンであり、熊本県愛媛県和歌山県広島県佐賀県の5県で全国の生産量の8割を占める。尚、デコポンはシラヌヒとその近縁種における熊本県果実農業協同組合連合会(JA熊本果実連)の登録商標であり、同会を含む日本園芸農業協同組合連合会(日園連)傘下の農業団体が出荷する糖度13度以上、酸度1度以下という厳格な規格に適合したものにのみ冠することができる名称である

ウィキペディアより

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器は指宿長太郎焼

「大将季(だいまさき」のもとになったデコポン

デコポンとは、柑橘類シラヌヒ(不知火)系に対する熊本県果実農業協同組合連合会(JA熊本果実連)が所有する登録商標である。果樹および果実の品種名やその通称では無い。

1991年からシラヌヒ系のうち糖度13度以上のものを選択して「デコポン」の名称で商品化・出荷が開始された。量産に不向きと判断された歪な外見上の特徴を逆にセールスポイントにしようとして命名された。1993年7月には熊本果実連が出願していた「デコポン」「DEKOPON」の商標登録が認可された(種苗登録はされていない)。熊本果実連は初出荷日の3月1日を「デコポンの日」として制定し、日本記念日協会に登録された

ウィキペディアより

なるほど、熊本県に由来あるものですね。

デコポンの写真/ちょっと似てますね。

「大将季(だいまさき」は鹿児島・出水市から送られてきた

「大将季(だいまさき」は、JA鹿児島いずみが全国に誇るブランドみかんなのだそうです。

「大将季(だいまさき」が出荷される出水市とは

出水市(いずみし)は、鹿児島県の北西部に位置する人口約5万人の九州新幹線の停車駅があり、ツルの渡来地として知られている。

ウィキペディアより

「大将季(だいまさき」が出荷される出水市はツルの渡来地で有名だ

出水ツル渡来地(いずみツルとらいち)は、鹿児島県北西部出水平野の水田地帯にあり、毎年10月中旬頃から翌3月頃にかけて約1万羽のツルが越冬する地区である。1952年に出水市内の245.3haが「鹿児島県のツルおよびその渡来地」として国の特別天然記念物に指定され、2021年にはラムサール条約指定湿地に登録された。

ウィキペディアより

「大将季(だいまさき」のふるさと出水市に私たちもツルを見に行きました。

「大将季(だいまさき」の出荷元/出水市は武家屋敷でも有名だ

江戸時代、薩摩藩は「外城」と呼ばれる地方支配の拠点を設置。 「外城」で政務や地方警護を担う武士の住居と陣地を兼ねた町は麓と呼ばれ、藩内には約100か所存在したと言われていますが、その中でも肥後国(現在の熊本県)との境に近く、防衛上重要な場所であった出水麓の「外城」は、藩内で最初に築かれ、規模も最大であったと言われています。 国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

出水市商工観光部観光交流課のHPより

「大将季(だいまさき」の誕生ストーリー(阿久根市から)

「大将季(だいまさき)」は鮮やかな「紅」、濃厚な甘さが特徴です。

「大将季(だいまさき)」は、1997年(平成9年)に鹿児島県阿久根市の大野孝一氏の園地で発見されています。そして、増殖育成に成功しました。鹿児島いずみのかんきつ類の中でもトップを誇る極上の一品として知られています。

「大将季(だいまさき)」は2006年(平成18年)に品種登録されたのですよ。

発見者の大野孝一さんのお孫さんの名前が「将季」だったのです。そして、大野さんの「大」を組み合わせて、「大将季(だいまさき)」となりました。

「大将季(だいまさき)」は、不知火(デコポン)の枝変わりです。

枝変わりとは

枝変わり(えだがわり、bud sport)とは、植物のあるだけに関して、新芽・葉・花・果実などが、成長点突然変異などによって、その個体が持っている遺伝形質とは違うものを生じる現象である。動物であれば、体細胞の突然変異が新たな個体に反映することはまずあり得ないが、植物では成長点から先へ先へと体が作られてゆくため、変異しなかった部分と区別され、形質として固定する可能性がある。

野生植物に出れば、変わり物となる。この枝を挿し木等すれば、新しい品種となる可能性がある。園芸植物に出る場合は、多くの場合、斑入り葉が無地になったり、八重咲きの花が一重になるなど、親より劣ったものになるが、まれに親より優れたものや、新品種として残しておく価値のあるものが出現することもある。日本の伝統的な園芸種である皐月には、枝変わりによってできた品種がいくつかある。また、温州みかんでは枝変わりによる品種が多く登録されている。

ウィキペディアより

「枝変えだがわり」と新しい品種を作るときに用いられることがあるようですね。「枝変わり」というのは、突然変異とわかりました。例えば、りんごの場合は、、、1本のりんごの木があったとします。その木になるりんごはあまりキレイに赤く色づきません。ところが、突然、ある一部の枝になる実だけが真っ赤に色づくようになることがあるようですね。この「枝変わり」した部分の枝を増やして新しい品種ることがあるようです。

そうして生まれたのが「大将季(だいまさき)」です。

「大将季(だいまさき)・実食!

「大将季(だいまさき)」の一番の特徴は「皮の薄さ」です。そして皮は柔らかいです。それゆえに、「大将季(だいまさき)」を食べる時には、皮を剥くときに注意が必要です。なぜなら、実の部分を傷つけるかもしれないからです。水分がたっぷりあるので、持つとずっしり重みを感じます。

内側の皮もとても薄く、食べてもほとんど口の中に残りません。要するに、果実のほとんが可食部なのです!

色は大変紅色が強いです。果皮の色が濃いのですね。とても見た目は鮮やかです。

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皮をむいた瞬間から香りが広がります。そして、柑橘類独特の香りが強く感じました。

食べてみると、糖度と酸度のバランスがすごい! 見た目もきれいだし、味は濃厚!とてもジュージーです。

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