新料理物語について
このブログは、江戸時代に版行された有名な料理本「料理物語」に敬意を評して、「新料理物語」と名付けました。食の追求という観点から、実際の料理法と料理の材料に関するトピックを楽しく読めればと思います。
１６４３年（寛永二十年）、関ヶ原の戦いから約半世紀弱経って、日本初の本格的料理本「料理物語」が登場します。調べると、その頃、寛永の大飢饉など大変な時代で、その中でグルメ本が出るということは驚きです。生きるのに必死だった時代に、「楽しむための食」の本が出たことはとても大きな疑問でした。世相は荒れているにも関わらず、グルメ本が出たということから、「生きるための食」から「楽しむための食」が庶民にも台頭してきたと思われます。日本で具体的な料理法を示した初めての「料理物語」。料理に対する庶民の関心はとても高かったと思います。 なお、「料理物語」の作者は不明です。
以下、私たちのプロフィールです。
尾崎ゆかり
神戸市出身です。
辻調理師専門学校を卒業後、イタリア・フランスに料理留学し、帰国後、ミシュラン掲載の老舗で日本料理の修行をしながら、そのお店の経営する料理学校の主任講師をしていました。その後、フリーの料理講師として活動しています。
世界５５カ国を旅し、各地の料理を研究。ボリビア在住中にクラウディア・パラダ（ミラノ・スカラ座の往年の名歌手）の設立したオペラ学校にて声楽をクラウディア・パラダに師事、またピアニストとしても活動していました。
神戸市外国語大学卒業。
イタリア語、スペイン語、英語を話します。夫は指揮者の尾崎晋也です。
尾崎晋也
鹿児島市出身です。ルーマニアで国立オーケストラの常任指揮者を27年以上務めています。執筆業も行い、ルーマニアでの活動の様子をダイナミックに表現した「笑うマエストロ」というエッセイの本を、さくら社から出版しています。写真の活動もしていて、日本の旅行雑誌や米国の詩集の表紙などに写真は使われてます。このブログの料理写真を撮っています。趣味は「釣り」。三重県で知り合った名人からの直伝で主に「紀州釣り」で釣ってます。釣った魚を捌いて料理するのも趣味です。食品に関する「トピック」や、「男の料理」というカテゴリーで料理法を投稿します。
桐朋学園大学卒業。
妻は料理家の尾崎ゆかり
白鳥麗子さん（ミックス犬 キャバリアとトイプードル）
尾崎家のミックス犬。「さん」までが名前です。よろしくお願いします。時々、写真で登場します。なんの芸もありません。
